ヘッドフォン

嘘の膠で張り付いた笑い仮面の虚しさよ

最後はプログレメタルで、人間椅子の「黒猫」ただし、「押し絵と旅する男」収録のリマスタリング版。 MDR-EX90SLは無駄に音が分厚い。耳が痛い。テンポの緩急の切替がある部分で、速いほうのパートが速く感じない。やはり、残響があるからだろう。 ATH-CK7は…

ガラスみたいにつきさして フィルムみたいに忘れない

次は「9月の海はクラゲの海」。ただし、初期アレンジ。「9月の海はクラゲの海 E.P.」に収録されているどのアレンジでもない。 MDR-EX90SLは白井良明の靴音が聴き取りやすい。 ATH-CK7は音が乾いている。ストリングスに厚みが全くない。 KH-C701はストリング…

思いをかなえるなら きっと かなうならば

次はフォークで、羅針盤の「たからもの」 MDR-EX90SLはコーラスアレンジがグダグダになり、サビでの高揚感が得られない。 ATH-CK7はイントロのパイプオルガンが伸びる。コーラスに透明感がある。アコースティックギターのカッティングにキレがある。 KH-C701…

ya idu. vcye mi toje idyom.

次はテクノで、Y.M.O.の「MASS」 MDR-EX90SLは最初のテーマ提示時からテーマがしっかりと聴き取れる。これは東風でも同様。しかし3度目のテーマが聴き取り辛い。 ATH-CK7はこの曲の、低音から湧き上がる感じが表現できていない。3度目のテーマが、MDR-EX90SL…

いきなりニューウェーブで、John cageの「4'33"(4分33秒)」。ただし、現物ではなく、ヤン富田のカヴァー。といっても、当然、カヴァーと現物との差はまったくない。 MDR-EX90SLはPCのファンの音が聞こえる。ポータブルCDプレイヤーのモーター音も聞こえる。 …

MDR-EX90SL

さて、MDR-EX90SLは既にエージング済みで出荷されているという前提で、他のイヤフォンと比較します。MacのHDDのデータが飛んだため、今回の試験にはKenwood製ポータブルCDプレイヤーを使います。また、今回は全ジャンルを網羅する気はなく、特に差があったも…

最後は、坂本龍一の「Merry Christmas Mr. Lawrence」。Merry Christmas Mr. Lawrenceはもはやスタンダードと言っても過言ではなく、いろんなバージョンがありますけれども、今回は私が持っている唯一のクラシックのアルバム「1996」収録バージョンで。MDR-E…

毎晩神様にお祈りしてるんでしょう

続いてはハウスミュージックで、ピチカート・ファイヴの「キャッチ−」。 MDR-E888は他にくらべ、透明感に欠ける。ベースの音が大きくて、キャッチーじゃない。 ATH-CK7は、また、ボーカルの「し」の音が不快。「チ」も。あと、パーカッション類が乾いた音で…

つまり馬鹿な今日を生きる そして見事に夜を越える

次はオリジナル・ラブの「ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ(アルバムバージョン)」。 MDR-E888は他にくらべ、少しこもった感じがする。 ATH-CK7には特段の落度はない。 KH-C701はやっぱり距離感が変。この曲ではベースが変です。 ATH-CM7Tiは田島貴男の…

次はどれに弱さを許す?

次はボーカル物で、鬼束ちひろの「月光(ノーマルバージョン)」。 MDR-E888は他に比べ、鬼束ちひろの声にエコーがかかった感じがする。 ATH-CK7には特段の落度はない。 KH-C701はやっぱり距離感が変。定位も少しぼやけています。楽器の数がへるに従って、顕著…

あなたの本当の意味なんか 何も分からないけれど

次はフォークで、羅針盤の「リフレイン」。羅針盤って解散していたんですか。知らなかった。 MDR-E888は全体的に、少しこもった感じがする。 ATH-CK7は山本精一のボーカルは多少、こもった感じはするものの、他の機種よりはまし。 KH-C701も山本精一のボーカ…

嘘を嘘だといなすことで即刻関係のないヒトとなる

次は東京事変の「群青日和(「教育」収録バージョン)」。現在、VBRでエンコードしているのですが、iTunesはそういう場合、ビットレートには最高の瞬間のビットレートを表示するらしい。で、現在、最高値を示しているのは、なぜか特撮の「パティー・サワディー…

あなたは目の前にあるものだけを信じ、その裏にある本質を見い出そうとしなかった。

次は、特撮の「ケテルビー(「初めての特撮」収録バージョン)」。「初めての特撮」の「ケテルビー」はリマスタリングされたものである。 MDR-E888では「ヤバいくらいに宇宙は膨張」以降の音の主な正体がハイハットのクラッシュ音だと分かりました。 ATH-CK7で…

行方知れぬ心 帰る場所もない

次はJAGATARAの「裸の王様」。歌詞カードをよく読むと、「Mixed at Paris」って書いてある。ほんまかいな。MDR-E888以外はホワイトノイズがかっている。そんなところまで再現する必要は無いのだが。 MDR-E888が特に悪いという訳でもないのですが。。。 ATH-C…

我らはスペースエイジ 孤独を知ってる

次は、ムーンライダーズの「スペースエイジのバラッド」。ちょっと昭和の香りがする。 あえてMDR-E888が得意そうな曲をもって来たのだが、金管楽器の伸びが、明らかに劣ります。 ATH-CK7はハイハットのクラッシュ音が耳障り。イントロのブラスアンサンブルが…

すっぴんねーちゃん リアリズム!!

続いてはラウドネスなロックの、NUMBER GIRLの「MUKAI NIGHT」です。あいかわらず(変る訳もありませんが)、この曲をMDR-CD900STで聴くとカッコ悪く聴こえます。N.Y.録音では、Sonyブランドの威光が届かないのでしょうか? MDR-E888はやっぱり少しこもった感じ…

すべてのものをこの世界に投げこむために

次はアコースティックなロックの、HEATWAVEの「荒野の風」。 MDR-E888は他にくらべ、少しこもった感じがする。ハイハットが耳障りである。後奏のマンドリンが聴き取り難い。 ATH-CK7はボーカルの「し」の音が不快。また、「暗闇から立ち上がれ」以降の中央の…

おためごかす御前に意趣返しせむ 思いのたけ 怨みのたけを

ちょっと良いですか?あなたにとって、ロックとは何ですか?というわけで、まずはヘビーメタルの、人間椅子の「意趣返し(from「三悪道中膝栗毛」)」から。MDR-Z900でこの曲を聴いたところ、最悪でした。MDR-Z700は通奏されるエレキギターの定位がいまいち。 MD…

はじめに

今回は、MDR-E888,ATH-CK7,KH-C701,ATH-CM7Tiの比較を行ないます。KH-C701の一般的な御注意はこちらです。KH-C701はスポンジ製イヤーチップを用いる事とします。音源はiPod(MA003J/A)で、CDからiTuneでAIFF形式にリッピングしたものを、こかこ〜だ*1で「VBR…

iPod付属イヤホン

Macが直らないうちにiPodが届いたので、Macを直しながらiPod付属のイヤホンでポータブルCDプレーヤーを聞いているのですが、かなり癖のあることがだんだん分かってきました。若干ドンシャリぎみで、歌謡曲はゴキゲンに聞こえる。特に中高音域は輪郭がハッキ…

KH-C701買いました

そもそもKenwoodのイヤホンについては、これまで単品で発売されてこなかったことから、ポータブルオーディオに付属するイヤホンはOEMで、自社開発は無いのではないかという見方が多かったと思う。ただ、kenwoodのポータブルオーディオについてくるイヤホンは…

やっと見つけたんなら出会いたいなら市ヶ谷

最近録音されたCDなら録音レベルが高いので、もしかしたらポータブルCDプレーヤー(DPC-X527)でも聞けるんじゃないかと思い、一番最近に作成されたCDを探したところ、どうも特撮のオムライザーが最新らしい。どうも、昨年はCDを買っていなかったらしい。で「…

骨伝導ヘッドフォン By ゴールデンダンス

さて、骨伝導ヘッドフォンというものがあるという話を聞いて、早速近くのコジマに取り寄せを頼んだところ、「当社と取引の無い会社ですので、お取り寄せ出来ません」と言われた。しかたがないので、通販で購入。13,900円也。2日で着いたのだが、GDB-01を買っ…

行きずりの恋のふりルージュに混ぜた

次は「MoonBossa(ASIN:B00005TOHU)」収録の、「いとこ同士」の高野寛カバーバージョンです。ちなみに、リファレンスのATH-AD7では、ピアノが近くで生演奏されているのか?と、まがうほどの臨場感でした。 MDR-Z500DJはドンシャリ型らしく、控えめに調整されて…

君のこといつも見つめてて君のこと何も見ていない

次はムーンライダーズの「9月の海はクラゲの海」です。 MDR-Z500DJはドンシャリ型らしく、高音域での表現力はMDR-CD900STを上回り、イントロ部分での各パートの聴き分けが容易なのですが、中音域ではMDR-CD900STを下回り、聴き分け辛かったです。 RP-DJ1200…

あなたも来たいならドアは開けておこう

ほとばしる躍動感、それもそのはずへビーメタル。というわけで、まずは人間椅子の「見知らぬ世界」から。 MDR-Z500DJはドンシャリ型らしく、ドラムがドンバスと軽快に抜けました。が、中音域よりやや低音の部分の表現力が足りませんでした。 RP-DJ1200はリフ…

ということで、MDR-Z900,MDR-Z700DJ,MDR-Z500DJ,RP-DJ1200を聞き比べてみます。

ボーイング747

ボーイング747の客席には、ヘッドフォン用の穴が2個ありました。座席に用意されているのはSonyのMDR-5505というヘッドフォンで、こちらも2個のピンがあります。でMDR-EX71SLを片方の穴に挿入するも、一方のイヤホンからしか音が出ません。で、もう一方にMDR-…

こんなものの為に生まれたんじゃない

ここからはポップスです。はじめはボーカル物から。という訳で、鬼束ちひろの月光です。 MDR-EX71SLは、いつも通り不要な倍音がでているようで、音がクリアではありません。 MDR-EX70SLは、MDR-EX71SLより音がクリアなのですが、不要な倍音だけでなく、必要…

おかしなコトバをいっぱい重ねて道をふさいでいる

次は、フォークの羅針盤のリフレインです。こんな表現豊かな音楽をフォークと呼ぶことに関しては、いつも疑問なのですが。 MDR-EX70SLは、やっぱりドンシャリ型だったらしく、ベースの音が聞き取りやすく、スチールギターの音色がカッコ良く聞こえます。 The…