骨伝導ヘッドフォン By ゴールデンダンス

さて、骨伝導ヘッドフォンというものがあるという話を聞いて、早速近くのコジマに取り寄せを頼んだところ、「当社と取引の無い会社ですので、お取り寄せ出来ません」と言われた。
しかたがないので、通販で購入。13,900円也。2日で着いたのだが、GDB-01を買ったつもりだし、送られてきた「お買い上げ明細書」にもGDB-01と書かれているのだが、送られてきた実物はGDB-02だった。
面倒くさいので、クレームを入れずにGDB-02を早速使ってみる。
と思ったが、どう装着すればいいのか分からない。箱のモデルは耳の近くのあたりに当てている。骨伝導だから、皮膚から骨までの距離が近いところが良いのかと思っていたのだが、どうやら皮膚での振動の減衰は思ったよりも小さいようで、皮膚から骨の近さは関係なく、むしろ皮膚の分厚いところのほうが皮膚表面が振動しやすく、良いらしい。常識的に考えると、鼓膜からの距離の2乗に反比例して減衰するはずなのだが、周波数帯により減衰の仕方が違うらしく、こめかみの後ろの耳の上に当てると高周波数帯のみ減衰せず、中〜低周波数は恐ろしく減衰した。
GBD-02の箱には「アンプが不要」とあるが、私の所有しているポータブルCDプレーヤー(DPC-X527)では音量を最大にしても、ぼそぼそとしか聞こえなかった。
仕方が無いので、PowerMacG4→MSE-U33→MX-4Sと接続して、ミキサーをアンプ代わりにすることに。
で、ムーンライダーズの「月の爪」を聞いてみたが、「月の爪」は収録アルバム「A.O.R.」中で1曲だけ録音レベルが下げてあり、かなり増幅しなければいけないのだが、どうも、丁度良い音量で聞こうとすると、GDB-02の許容インプットレベルを超えるらしく、ぐだぐだでした。