ガンバ大阪 v.s. ジュビロ磐田

ガンバのスタメンは明神が怪我で、守備的MFに武井が入った。
ジュビロは川口が怪我で、GKに八田が入った。

試合は序盤からガンバが左サイドを崩してチャンスを数度作ったが、シュートがゴールの枠の中へ飛ばない。
パウリーニョ、二川、イ・スンヨルの3人は頻繁にポジションチェンジする。
ガンバのペースで試合が動いている様に見えた前半22分、前田のポストプレーから左サイドハーフ菅沼実に展開、菅沼のスルーパスから山本康裕が抜けだし、GK藤ヶ谷の股の間を抜くシュートでアウェーのジュビロが先制。万博記念競技場が静まり返る。
この後に数度、ガンバがまた左サイドを崩してチャンスを作ったが、ゴールは奪えない。
結局、0 - 1 でジュビロがリードして前半終了。
ジュビロの前半のシュートは1本だけ。シュート1本で1得点。

後半立ち上がりからも、ガンバがまた左サイドを崩してチャンスを作ったが、ゴールは奪えない。
ハーフタイムのセホーン監督が、ロングボールを使うことと、FWの選手にパスを出すことを指示。ガンバの選手は忠実に実行したが、ジュビロのディフェンスはガンバのFWにボールを収めさせない。
後半13分、前田遼一ポストプレーから、右サイドに流れた松浦に展開。ペナルティエリア内に走り込んだ前田に松浦がスルーパスを出し、前田の前にはGK藤ヶ谷しかいない状態に。藤ヶ谷陽介が飛び出して来たところで、前田が倒れ、これがPKの判定に。
このPKを前田がキッチリ決めて、ジュビロがリードを点差に広げた。
余談だが、前田にリーグ戦初得点を献上したクラブは、その年降格するというジンクスがあるそうな。
この失点後、ガンバは余裕がなくなり、攻め急ぐようになって、逆にジュビロのカウンターを受けるようになった。でも、負けているのだから仕方が無い。
後半38分、パウリーニョが左サイドのペナルティエリアの角付近から上げた、ゴール前へのふわりとしたボールに倉田秋が飛び込んでヘディング、このボールがGK八田の頭上を超えて、ゴールポストの内側に当たってゴールに吸い込まれ、ガンバが1点差に詰め寄る。
ここから中澤聡太が前線に上がったままになり、ガンバはパワープレイを仕掛けた。

結局、1 - 2 でジュビロが逃げきった。

3/26 追記

ガンバのセホーン監督が解任された。

セホーン監督については、

  • どんなサッカーをするのかビジョンが伝わらなかった。
  • 外国人選手が指示に従わず、リーダーとして不適格だった。
  • 勝てなかった。

など、ダメな理由は1つじゃないと思った。