ジュビロ磐田 v.s. 柏レイソル

ジュビロ前節の試合で金沢が負傷退場したため、左サイドバックに宮崎が入った。それ以外は前節と同じスタメン。
レイソルのスタメンは、FWは工藤と田中順也の組み合わせで、ジョルジ・ワグネルリカルド・ロボがベンチスタートで、水野がスタメン。近藤直也が怪我から復帰して前節の試合で2得点の増嶋はベンチスタート。ネルシーニョ監督は予想外にスタメンをいじってきた。

試合はジュビロが左サイドから攻めこむ展開。
前半25分、前田遼一ポストプレーから、ペナルティエリアの角付近で松浦拓弥が前田からのパスをフリーで受け、ゴール前を横切るグラウンダーのクロスボールを入れた。これをファーサイドに逃げた前田がきっちりとゴールに押し込んでジュビロが先制。
レイソルは、この失点から攻撃のリズムがようやく出始めたが、ゴールにはまだ遠い。

結局、ジュビロが 1 - 0 でリードして前半終了。

ハーフタイムにネルシーニョ監督は、「球際をもっと激しく行こう」と指示。しかし、この指示によってレイソルのファールが増加。逆にピンチが多くなった。
後半17分、ネルシーニョ監督は、田中順也と水野を下げて、ジョルジ・ワグネルと澤を投入。工藤の1トップで、澤はトップ下に入った。中盤の人数を増やしたが、レイソルはボールを回せない。
後半30分にレアンドロ・ドミンゲスが決定的なシュートを打つが、山本康裕がシュートブロックした。レイソルの決定的なチャンスは、これ1つだけだったと思う。
後半33分には大谷に代わってリカルド・ロボが入ったが、逆に流れが悪くなった印象。

結局、前半の前田のゴールを守りきり、ジュビロが 1 - 0 で逃げ切った。

ジュビロの守備が堅かった、という感想。