清水エスパルス v.s. サンフレッチェ広島

エスパルス平岡康裕が怪我で欠場。アフシン・ゴトビ監督はセンターバックヨンアピンを入れた。

エスパルスの3トップの布陣に対して森保一監督がどういう守備をするのか見ていたら、3バック + サイドのミキッチ山岸智の5バックのようになっていた。
試合開始からエスパルスは攻撃を仕掛けた。
雨の影響で、広島の選手はボールコントロールに戸惑って、ミスが多かった。
前半8分、千葉和彦からのバックパスを西川周作がクリアしたのだが、このクリアが直接エスパルスの選手に渡り、サンフレッチェのゴール前でゴチャゴチャとボールを競り合った後、アレックス(オールラリア人)の前にボールが転がり、アレックスが西川のいない無人のゴールに流しこんでエスパルスが先制。
サンフレッチェがやっと攻撃の形を作ったのは20分過ぎから。初シュートは23分だった。そこからサンフレッチェのボールキープの時間が増えたが、オフサイドトラップに引っかかってノーゴール。

結局 1 - 0 でエスパルスがリードで前半を終えた。

後半5分、右サイドを大前元紀が突破し、グラウンダーのクロスを入れ、ファーサイドに走り込んだ高木俊幸がトラップして切り返し、シュート。これが決まってエスパルスがリードを2点に広げた。
サンフレッチェは決定的なミスは減ったものの、プレイの精度がまだ悪く、シュートがゴールの枠に行かない。サンフレッチェは雨の日は練習は休みなのか?
後半40分、ゴトビ監督は先週契約したばかりの新外国人ジミー・フランサを投入するも、これは余裕見せ過ぎで、逆にサンフレッチェコーナーキックから千葉にヘディングシュートを決められ、1点差に追い上げられる。

結局、エスパルスが 2 - 1 で逃げきった。

サンフレッチェには、攻撃の切り札となるような交代選手がベンチにおらず、選手層の薄さが気になった。