セレッソ大阪 v.s. ガンバ大阪 (大阪ダービー)

試合は、アウェーのガンバが、FWに入ったイ・スンヨルを中心に攻撃を仕掛けるが、シュートまで持ち込めない。
セホーン監督は前節パウリーニョをFWで起用したが、今日は左サイドハーフで起用。しかし、サイドバックの藤春とコンビネーションが合わない。ただ、パウリーニョの守備でのボール奪取の高さは特筆に値する。
前半18分、ガンバのコーナーキックのチャンスからセレッソがカウンター。最後はブランキーニョがガンバのディフェンスラインの裏に抜け出して、 GKとの1対1を落ち着いて決め、セレッソが先制。
ところが、前半26分、ゴール正面からの直接FKをパウリーニョが直接ゴールに決めて、ガンバが同点に追いついた。

結局、前半はイーブンの 1 - 1 で終わった。

後半開始からガンバは二川を中心に攻勢に出た。ガンバらしいショートパスもつながるようになったが、最後の所でセレッソの守備が踏ん張って、スコアは動かない。
ガンバのボールキープの時間が増えたが、チャンスの数は互角か。
全選手のスタミナが切れて、もう何も起こらないと思っていた後半ロスタイム3分、酒本憲幸のクロスにケンペスがヘディングで合わせてゴールを奪い、まさにこれがダービーという、劇的な幕切れとなった。