ガンバ大阪 vs 清水エスパルス
ガンバは遠藤保仁を、エスパルスは小野伸二と小林大悟をベンチに置き、後半勝負の構え。
試合開始から、アウェイのエスパルスが両サイドを崩してチャンスを作った。
が、劣勢だったガンバがコーナーキックを得、二川孝広のキックからアドリアーノがヘディングでゴールを奪った。
この得点以降、ガンバの中盤の守備が効き始めて、エスパルスがボールを前に運べない状態になった。
後半開始すぐのエスパルスのフリーキックのチャンスで、藤ヶ谷陽介にペナルティエリアの外まで大きく弾かれたのだが、イ・グノがそのボールを前に蹴ろうとしたところを太田宏介が体に当ててボールを奪い、そのボールをアレックス(オーストラリア代表)が拾ってクロスボールを入れ、高原直泰がダイレクトボレーシュート。しかし藤ヶ谷が防いだ。が、そのボールは高原と共にゴール前に走り込んでいた平岡康裕の頭上に落ちて来た。平岡康裕がヘディングでボールを中へ折り返したところ、ゴール前に走り込んだ太田宏介がボレーでゴールに押し込んだ。
さらに直後のフリーキックで、大前元紀がキックの時にコケて、ミスキック! ところがボールは藤ヶ谷の横を抜けて、なんと、直接ゴール!
ところが、続く後半12分、タッチライン沿いでボールを受けた宇佐美貴史がドリブルで中に切れ込んでミドルシュート。これが決まって、ガンバが同点に追いついた。
ゴトビ監督は、キム・ボギョンがやっていた宇佐美のドリブルを封じる方法を真似していたのだが、宇佐美に近いほうのデフェンダーは宇佐美がどちらに動いても、体の向きを変えてはいけない、というところまでは分かっていなかった様子。
後半17分にアフシン・ゴトビ監督は高原と岩下を下げて、小野伸二と小林大悟を投入。
西野朗監督も後半19分に、遠藤と平井将生を同時に投入。
しかし、お互いキャンスは作るものの、決め切れず、引き分けで終わった。
ということで、ガンバの得点は移籍の噂のある2選手によるものだったのだが、
ここで、ガンバが強奪して来る選手を当てるゲ〜ム!
- 大宮アルディージャのラファエル
- 現在連続得点中。来日3年目。ガチで本命。
- アルビレックス新潟のチョ・ヨンチョル
- チョ・ヨンチョル選手は、欧州のクラブに直接移籍する可能性のほうが高いと思う。
- ヴァンフォーレ甲府のダニエル
- デフェンダーじゃん!
- 鹿島アントラーズの新井場徹
- 日本人じゃん!
以上、しょぼくしていこう!のコーナーでした(違う!
7/16 追記
結果発表!!
ガンバが強奪したのは、草津のラフィーニャでした。
しかし、ダビィを中東から連れ戻した甲府のフロントのほうに注目が行って、この補強がしょぼく見える。
ガンバがまず補強するべきなのは、この甲府のタフ・ネゴシエーター(交渉人)なのかもしれない。
冗談はさておき、ガンバが本当に補強するべきポジションは、守備陣だったと思うのだが。
6/15 追記
「アフシン・ゴトビ監督がグラウンダーのクロスの練習をしているのではないか」と書いていた事について、あれは、このガンバ戦ではなく、次節のモンテディオ山形対策だった事が判明。
連戦だから、前もって準備していたのだろう。
しかし、何をどう分析すれば、モンテディオの弱点がグラウンダーのクロスだという結論が出て来るのか。そして、ちゃんとそこから得点するのも凄い。
とりあえず、Jリーグは情報戦の時代になった、と言えるだろう。