モンテディオ山形 vs 柏レイソル

レイソルの3連勝は、対戦相手に恵まれただけ、そう考えていた時期が私にもありました。
レイソル大津祐樹が復帰、田中順也との2トップ。レイソルは立ち上がりから自由にボールを回し、ボール1個ずれていたらゴールなのに、という、きわどいチャンスを立て続けに作った。
これには小林伸二監督もたまらず、ホームなのに、長谷川だけを残して10人でベタ引きの守備に変更。
ようやくモンテディオがボールを奪えるようになると、逆にレアンドロ・ドミンゲスが申し訳程度の守備しかしないために、モンテディオのほうがチャンスを作り始める。
後半10分、小林監督は伊東俊を投入。後半16分に伊東が左サイドから入れたボールは、フリーで上げたのにミスキックか?と思うようなボールで、逆サイドに流れたが、これを前田和哉が拾って中に折り返し、石井秀典がゴールに押し込んで、後半も押し込まれていたモンテディオが先制。
ネルシーニョ監督は失点直後に、前節同様、2人を同時投入。大津に代えて北嶋秀朗、栗澤に代えて水野晃樹を投入。
すると後半25分、水野が右サイドから入れたアーリークロスに、北嶋がニアサイドに走り込み、ヘディングシュートを決め、レイソルが追いついた。
しかし、前節2点差を追いついたモンテディオの攻撃も本物だった。後半35分、小林監督は廣瀬智靖を投入。直後の後半38分、右サイドから廣瀬がミドルシュート。これは菅野孝憲が弾いたが、そのボールは長谷川悠の前に落ちてしまった。長谷川は落ち着いてゴールに決め、モンテディオが再びリード。
その後は、レイソルが攻め込んだが、シュートにも持ち込めず、モンテディオが逃げ切った。

レイソルの攻撃力はとんでもない。交代のカードも豪華すぎる。

モンテディオは、アウェーでも序盤から攻勢に出るところから、今年は上位を狙っているのかもしれない。