川崎フロンターレ vs モンテディオ山形

フロンターレって、昨年のW杯後に鄭大世が抜けて、さらにレナチーニョが抜け、今期、ヴィトール・ジュニオールまで抜けてジュニーニョが怪我で、今日の試合のスタメンは日本人だけで構成されていた。
一方のモンテディオも、外国人選手を補強したにもかかわらず、日本人だけのスタメンに。
ていうか、結局、最後まで日本人選手だけしか試合に出なかった。
試合はいきなりモンテディオが攻勢に出るという予想外の展開。しかし、シュートにすら持ち込めず、逆にペースはフロンターレに。
サイドで矢島卓郎が突破するも、中央には誰もおらず、ペナルティエリア内でキープするのかな? って思っていたらそのままシュートに持ち込んだのは予想外だった。もっと予想外だったのは、試合後のインタビューで矢島が関西弁だったこと。滋賀県出身とは知らなかった。
多分、モンテディオのプランは、まず失点しないことが第一目標だったと思われ、その失点の動揺から解けないうちに、同じような形で、登里享平にドリブル突破からのゴールを喫した。
で、その後は、モンテディオフロンターレの縦方向のスピードにやっと慣れたのか、モンテディオデフェンスは持ち直し、結局、そこからは試合が膠着して、そのまま終わった。
フロンターレは以前からジュニーニョの独走とか、縦に速いサッカーをしてきたけれども、今期からは他の選手も、まず縦にドリブルが基本のようだ。
ただ、横方向への展開はモンテディオのほうが速かったと思う。