ガンバ大阪 vs セレッソ大阪

どちらも、ACLをホームで1試合終えた後で、今期の両チームのやり方は互いに分かっている上での対戦なので、他の試合と違って、開幕戦っていう雰囲気があんまり感じられなかった。
大阪ダービーは、セレッソが何年も勝てていないというデータがあるけれども、セレッソには、そんなに昔から在籍している選手は少なく、あまり関係ないだろうと思っていた時期が私にもありました。
上本大海のハンドパワーはMr.マリックを超えてると思う。次の試合はハンドでオウンゴールもあり得る。
遠藤保仁選手がPKを外すのではないかと思ったのは、助走を始めた時に、助走のスピードが中途半端だったから。コロコロPKなら、もっとゆっくり動き出すし、最初からコースを決めて蹴るのであれば、全力で動くだろうと思っていたら、案の定、キックが弱くて止められた。
前半は、結局、ガンバが押し気味に前半を終えるも、セレッソ守備陣はそれに耐えたという構図。
で、後半はどうなるか予想してみた。セレッソは3/2に行われたACLの試合で、後半から良くなったから、今日も後半から良くなるかもしれない。だが、その前に、後半開始早々にガンバがビッグチャンスを迎えて先制し、その後もゲームをコントロールするんじゃないか?と最終的に予想した。
で、予想通り、後半開始すぐに宇佐美貴史がシュートチャンスを迎えるも、2回もキム・ジンヒョンに阻まれる。普通の試合なら、私の予想通りに進んだかもしれない。が、この試合にザッケローニ日本代表監督と関塚隆U-22日本代表監督が視察に来ていたので、宇佐美に「アピールしたい」という気持ちが出てしまって、逆に外したのではないか。まぁ、そんな理由でシュートを外す選手は、結局、代表でもシュートを外すだろうから、どちらにせよ、宇佐美貴史は、今日は「もっていない」のだろう。
セレッソの攻撃は後半もかみ合わず、攻め手が無いなと思って、自分なら丸橋祐介を外して倉田秋をサイドに移動し、清武弘嗣を入れるかな〜?と思って見ていたら、レヴィー・クルピ監督は中後雅喜を外した。確かに中後選手は攻撃の起点になってなかったけれども、中後選手の展開力が活きる場面があるかもしれないのに、と思っていた。
が、丸橋がマイナス方向に折り返したボールに倉田秋が走り込んでシュートしたボールは、ボテボテとゴールに転がり込んだ。
点が入ったら、セレッソの動きも良くなるのかな? と思って観ていたら、まったくその気配はなく、逆にガンバの「取られたら取り返す」根性に火がついてしまった。
結局、全失点に絡んだ上本選手は、「もっている」の逆の「憑いている」だと思う。お祓いしてもらうべき。