踊るよ踊るよ 僕らは踊るよ 踊るよ踊るよ 僕達は踊るだけ それだけだよ

半年ほど前に「光より速い通信手段が生まれたらどうする」とか言った人がいて、「そういや、量子テレポーテーション通信ってどうなったんだろう」と思ったとか、「2番じゃいけないんですか?」って言われて「そういや、パウリさんは「量子コンピューターはエネルギーがなくても動く」って言ってたっけ」ということじゃなくって、もうちょっとしょぼい話。
数年前、ネトゲ廃人と化していた妹が実家に居た頃に、フレッツ光ファミリータイプを引いたんですよ。eo光の提供地域から外れるので、しかたなく。
でも、妹は結婚して実家に居なくなって、母がたまにネットで検索するためだけに光回線ってもったいないじゃん。
で、先月、母がエコポイント目当てで地デジ対応TVを買ったそうな。すると、テレビ大阪が映らないそうな。BS/CSのパラボラアンテナがあるから、BSジャパンでテレ東制作の主要な番組は見れるので、テレビ大阪が映らないのがそんなに困るのか?と思うのだが、TV大阪が昼にやっている、再放送のドラマが見たいのと言う。バカバカしくって「向日市あたりに引っ越せ」と言うしかない。
が、近所の人がフレッツ光を引いてフレッツテレビに入ったら、テレビ大阪が映ったそうな。だから、私もフレッツテレビに入るので「工事に立ちあってくれ」と言う。TV大阪を観るのにわざわざ金を払うなんて。CSのアンテナはあるのだから、CSの有料チャンネル観ててくれたほうが、まだ納得がいくのだが。
ということで、フレッツテレビに申し込んだところ、フレッツテレビに入るにはフレッツ光ネクストにプラン変更が必要だとNTT西日本が言うらしい。たしかにNTT西日本のHPにはそう書いてある。
プラン変更はしかたないとしても、そのプラン変更に「工事費 \10,800」がかかると言うのだ。それはないわ。まさか光ケーブルを引き直すわけでもあるまい。そう考えていた時期が、私にもありました。
ところがである。工事日に高所作業車がやってきて、遠くの電柱から1本1本作業しながら、じわじわと実家に近づいて来る。そう、結局、光ケーブルを引き直したのだ。工事に来た下請け業者の人に、なんでそんな必要があるのか聞いたところ、「NTT局内の配線を変えないといけないから」とのこと。どうやら、光伝送装置に直結されていたらしい。
で、最初の話に戻るのだが、やっぱ、フレッツ光の収容設計をした人は「光より速い通信手段は生まれない」って思ったのだろう。一度引いたら、ずっと使えると。
全国のフレッツ光で同じような事になっているのかは分からないけれども、「光の道構想」って、ただ光ケーブルを闇雲に引けば良いってものではないのではないか?という疑念が湧いた。スーパー林道みたいに、作った後で「なんのために作ったのか?」って言われない事を祈る。