2007-01-04 松風 vs 西六條寺内松風 By 亀屋陸奥 人生は苦いものだから、甘いものを食べているんですよ 亀屋陸奥は代々本願寺に仕えているお菓子屋さんである。石山本願寺が織田信長に攻め込まれた際に、亀屋陸奥の3代目が兵糧の代わりに創り出したのが松風である。松風は、味噌の麹を使って小麦を発酵させて焼いた、パンのようなものである。 西六條寺内松風 六条通りには寺が無いんじゃないかという気もするが、西本願寺の事だろう。直径14.5cm,厚さ1.5cmの円盤。上部に芥子の実が散らされ、内部に浜納豆をまばらに含んでいる。生地は白味噌味で、非常にモッチリとしていて噛み切りにくい。味は松屋藤兵衛のものに近いが、生地の食感が違う。690円 松風 厚さ2cmと、西六條寺内松風より膨らんでおり、モチモチしているけれども、西六條寺内松風よりふんわりしていて、食べやすい。浜納豆を含んでいない。徳用袋入り690円。