西陣風味 By 千本玉壽軒

ta-nuki2006-10-29

このお店は、昭和の初期に本家玉壽軒が移転する際に、本家玉壽軒がもともとあった場所に分家する形で独立したとか。
西陣というのは、応仁の乱のときに西軍が陣を張った付近なのですが、東陣て言う地名は聞かないですな。
で、その西陣で手工業な織物製造がさかんとなって、西陣織と呼ばれる織物が作られているのですが、この西陣風味は、西陣織の絹のような、まろやかな肌触りのお菓子だとか。「白生地の反物」って書いてあるのだが、白生地の反物と西陣織は対極にあると思うのですが。。。
黒ゴマ入り餡を羽二重餅で巻いたもので、外側の餡の部分にだけ、キラキラ効果の飴細工がまぶされている。このキラキラ部分、味はないのですが、食感的なアクセントになって、羽二重餅の柔らかさや、なめらかな舌触りを、より強調してくれます。甘さ控えめです。
1包みに、高さ1.5cm×幅4cm×2cm×2個が入っていて、5包み入り1箱900円(税別)。