愛の薬で治してほしい

成田ではホットケーキと鶏の唐揚という奇妙な取り合わせの朝食を食べました。
飛行機の出発直前に、薬が切れたのを実感しました。スーツケースには薬を入れたのですが、残念ながら手荷物には薬を入れてこなかったので、そのまま我慢すると、パリ到着の3時間前ぐらいから頭が割れそうなぐらいの頭痛に見舞われました。機内になんか役に立ちそうなものはないかと探して回るも、持ち帰り自由の歯磨きセットが山のようにあるだけです。スーツケースはジュネーブに直送され、トランジットで降りるパリでもスーツケースを手にする機会はありません。また、トランジットなので、パリでも出国ゲートに直接行かされて、外のファーマシーで薬を買えない可能性があります。ていうか、そもそも漢方薬ってパリで買えるのか?
私の頭痛をよそに、機内ではフランスの入国手続きの仕方を説明していました。私は、もしも入国審査のときに顔色が悪いことを指摘されたら、正直に「日本で鶏肉を食べて来ました」と言おうと思いました(それ、違う
結局、入国審査は無事に通過しました。ていうか、本来なら入国審査用の緑色の紙を渡さなきゃいけないのですが、それすら渡さずに入ってしまいました。いいのか、それで。
で、体調のほうは、シャルル・ド・ゴール空港のトイレで吐いたら、すっきりしました。