ta-nuki2003-09-09

同じ会合に出ている他の会社の人からフランス料理を食べに行こうと誘われました。スーツでないと入れないような店に行こうとのこと。で、彼が現地向けのガイドブックで見つけた店に行くことになりました。
モンブラン通りのカフェ・ド・パリの前で待ち合わせ、彼と再会すると、彼の持っているガイドブックでは、フランス料理の店はカフェ・ド・パリしか載っていなかったとのことで、そのままカフェ・ド・パリに入ることになりました。店に入ると、店員は、いきなり肉の焼き加減を聞いてきました。店の壁には大きな鏡があり、そこにフランス語で、たぶん「ジャガイモとフレッシュサラダと牛肉で37.- SFr」と書かれているようで、それ以外のメニューはすべて飲み物らしい。で、サラダ、パン、牛もも肉のステーキ、フレンチポテトが順に出てきました。
一緒に行った彼が言うには、彼の持っていたガイドブックには風俗店も載っているとのこと。風俗店が載っているようなガイドブックでは、日本でだって、スーツで行くようなフレンチの店は載っていないだろう。
食後にアイスクリームはいかが?と聞かれたので、「モカアイスのフランベ」を頼むと、プリンのような形になったモカアイスに何かソースをかけたものが持ってこられました。店員はその皿をテーブルに置くや、そのソースに火をつけました。火は約1分程度燃え続け、アイスの表面が溶けていきました。で、皿に残ったソースらしきものは、予想通り、かなりアルコールがきついものでした。
で、ホテルに帰ってホテルでもらったガイドブックを見ると、ジュネーブにはミシュランで星がつけられているレストランが14軒もあるとか。一緒の会議に出ている他の日本人は「ジュネーブにはろくなレストランがない」って言っていたのですが、探し方が悪いのだろうか。