川崎フロンターレ v.s. セレッソ大阪

フロンターレは昨季までセレッソにいた小松塁が開幕から続けてスタメンに。
フロンターレはこれまでのリーグ戦で無失点。昨年はワースト4位の失点だったのだが。

試合は、アウェーのセレッソが創造的なプレーで攻めこむ展開。
雨が降っているため、フロンターレの選手はロングシュートを打ってくる。
前半30分過ぎからセレッソにミスが多くなり、フロンターレに攻め込まれるシーンがあったが、キム・ジンヒョンに止められた。
ハーフタイムにソアレス監督は「川崎はミスを狙っている」とコメント。そして、もっとドリブルで仕掛けるように指示を送った。

後半、フロンターレはさらにセレッソのミスを誘うべく、前線からプレッシャーを掛ける。
後半20分頃からセレッソはボールを前に運べなくなり、フロンターレが押し込む展開。しかし、依然としてフロンターレはロングシュートを狙う意識が強いため、決定的なチャンスはない。
後半28分、ソアレス監督は、目立った活躍のなかったブランキーニョに代えて柿谷曜一朗を投入。
直後の後半30分、清武弘嗣からのスルーパスに柿谷がフロンターレのディフェンスの裏に飛び出し、ゴールライン際でゴール前へマイナスに折り返した。そこへキム・ボギョンが走り込んでボールを受け、トラップで1人かわしてシュート。これが決まって、セレッソが先制。ソアレス采配が当たった。
この得点で一気にセレッソペースに。ソアレス監督からドリブルで仕掛けることを指示されているので、セレッソのボールキープの時間が長くなる。
このままセレッソが逃げ切れるかと思われた後半ロスタイム3分、藤本康太レナトを倒し、この日2枚目のイエローカードをもらって退場に。
しかし、なんとかセレッソが逃げ切った。

セレッソも、昨年の失点はフロンターレと同じ失点数でワースト4位タイだった。
ソアレス監督は元ディフェンダーということで、守備は良くなっている感じがする。

茂庭選手が試合後のコメントで、小松塁を止められたのは2年間一緒に練習していたからで、それが無かったらヤラれていただろう、とコメント。