ロンドンオリンピック アジア2次予選 U-22日本代表 vs U-22クウェート代表

宇佐美が招集されなかった理由は、ACLの大阪ダービーにある。この試合で、キム・ボギョンに宇佐美はドリブルする方向をコントロールされていた。現時点での宇佐美は、アジアのU-22世代には通用しないのである。
招集から外れた選手としては、他に大津祐樹水沼宏太がおり、そもそも呼ばれなかった香川真司宮市亮も攻撃の選手である。
攻撃の選手で残った選手の中で、意外だったのは登里享平。登里はスピードがあるので、永井謙佑とペアで組むと、2人だけでカウンターから得点を取ってきそうな予感。
オーストラリア戦で山口螢が惜しいシュートを外したけれども、「決めろよ!」と言う前に、「何故そこに居る?」って思った。
レヴィー・クルピ監督は、全員を香川真司化させるているのか!
いや、違うな。香川真司も、レヴィー・クルピ監督の造り上げた作品の一つなのだ。もっと凄い選手が出来るかもしれない。
宇佐美も海外行く前に、セレッソ行けば良いのに。

永井謙佑が怪我でベンチスタート。代わりに大迫勇也の1トップ。
前半18分、比嘉祐介のクロスに清武弘嗣がダイビングヘッドで先制点は日本に。
前半18分、日本の8本目のコーナーキックのチャンスに清武のキックから浜田水輝のヘディングシュートで2点差に。
2点差になるとクウェートが攻める姿勢を出し始めた。すると、日本は、攻撃には大きな問題はないのだが、守備は安定してるとまではいえないので、ペースを失ってしまう時間帯があった。
後半も、クウェートが守備だけではなく、攻めようとする中で、なかなか日本がペースをつかめずにいたが、後半16分、クリアボールを前線でマイボールにした山崎亮平大迫勇也にラストパス。大迫がゴールを挙げ、3点差にリードを広げた。
しかし、後半23分、酒井宏樹がボールを奪われ、そこからクロスに持ち込まれ、それを鈴木大輔がクリアミス。ペナルティエリア内まで走り込んでいたクウェートの選手の前にボールが転がり、ゴールを奪われ、スコアは3-1に。

クウェートが攻撃に出て来た後半のペースは、どちらのものとも言えなかった。クウェートでのアウェーでの次戦、クウェートは絶対に2点獲って勝たなければならないことになったので、クウェートは、さらに攻撃的に来ると考えられる。
点の取り合いにならないように、まずしっかりとした守備を構築して欲しい。