ガンバ大阪 vs セレッソ大阪

試合前の会見で、レヴィー・クルピ監督は、先制点を失いたくないと言っていたため、守備的に来ると予想されたセレッソが、試合開始から攻勢に出るという意外な展開。
セレッソのスタメンは、よくよく見ると、Jリーグでの大阪ダービーで、セレッソが同点に追いついた時の布陣。
しかし、ほとんどシュートまで結びつけられず、次第にガンバもボールを回せるようになった。
ガンバは山口智が怪我で欠場、セレッソ茂庭照幸イエローカードの累積で出場停止と、共に守備の要を欠き、しかも、お互いに攻撃的なチームなので、点の取り合いを予想していた。
なので、前半がスコアレスで終わったのは意外だった。
後半開始から、クルピ監督は中後雅喜小松塁を投入。すると、またセレッソがボールを支配。
後半30分過ぎに、西野朗監督はアドリアーノ高橋大輔に対する守備を指示。しかし、西野朗監督の嫌な予感は的中し、後半43分、高橋大輔ミドルシュートがガンバゴールに突き刺さり、長い均衡は破れた。
後半44分、宇佐美のシュートはゴールポストに嫌われた。
結局、0 - 1 、1点しか点が入らないという、大阪ダービーとは思えないスコアで、セレッソがベスト8に駒を進めた。