シドニーFC vs 鹿島アントラーズ

シドニーFCの守備は、ボールを奪いにくる守備ではなく、パスコースを限定してボールを前に運ばせない守備で守っていた。
前半41分、野沢からのパスをシドニーFCデフェンダーを背負いながら受けた興梠慎三が反転してシドニーFCデフェンダーをかわし、マイナスに折り返した。このパスを受けたフェリペ・ガブリエルがシュートするもGKに弾かれたが、ゴール前に走り込んでいた野沢拓也が、このこぼれ球に反応してゴールに押し込み、アントラーズが先制した。
やっぱり、こういう興梠のような瞬発力が白人には無いのかなと思いつつ、でも、アフリカ系と瞬発力の勝負したら負けるかもしれない、って思っていた矢先にガーナ系の選手が出て来て、速さではアフリカ系には勝てないなと実感した。
アントラーズのディフェンスがシドニーFCのカザリーンというFWの選手に、かなり制空権を握られていたのにもかかわらず、シドニーFCの選手はカザリーンへはそれほどパスを送ってこなかった。最後の時間帯はパワープレーで来るものと思い込んでいたのに、カザリーンは逆にパスを受けに中盤のほうに下がって来たので、なんじゃそりゃ?と思った。