10-ZEN

10-ZEN(じゅうぜん)は薬日本堂の本店内にある漢方薬膳レストランです。
ランチタイムに行ったところ、デザート類はランチタイムにはないとのこと。
しかたがないので普通にランチを食べて帰ることにしたのですが、ランチタイムはカード不可、前払い制、かつセルフサービスだった。が、ランチタイムのみのスタンプカードがあり、漢茶(日替わり)が飲み放題、かつ、薬膳ご飯(日替わり。今日は黒米入り)がお代わりし放題(ただしセルフサービス)だった。
スープのハーフ&ハーフセット(税込1,100円)というものを食べたのだが、黒だいこんとか黄かぶとか、生まれて初めて見る野菜が出てきた。野菜はすべて無農薬、かつ有機野菜とのことだが、産地はヴェトナム産のものとかもあるようだ。
味は小学校の給食程度の味だったが、薬なんだと思えばイソバイドやソラナックスよりはおいしい。
で、夜に出直した。夜はクレジットカードも使えるし、後払いだし、セルフサービスじゃない。でもポイントカードないし、漢茶は有料だし、なぜかワンドリンク制だし。
でも、予約していても2人だとカウンターにしか座れないほどの人気らしい。
とりあえず、ワンドリンク制なので「漢茶ゆず(税込700yen)」という、漢茶+柚子果汁な飲み物を頼んだ。メニューにyenって書いてあったんだから、あえてyenと表記します。漢茶ゆずはコールドでグラス1杯分だけだった。ベースになっている漢茶は「暖宮茶」とのことで、ベースは紅茶だとか。さっぱりしておいしかった。
料理はふかひれの美姿煮(2,800縁)と薬膳チャーハン(950縁)を頼んだ。しつこいようですが、メニューに縁って書いてあったんだから、あえて縁と表記します。1縁=何円天なのかレートが不明なのが怖い。1縁=1ペリカだとうれしいのだが。
しかし、ふかひれの姿煮が2,800円程度で食べれる訳がないだろうと思っていたのだが、後で会計すると、この日のレートは1縁=1円だった。ただ、フカヒレは確かに姿煮だったのだが、子供のサメと違うのか?という、値段相応の大きさだった。付け合せの野菜はランチ以上に見たことのない野菜のオンパレードで、でも薬だと思えば食べれるハズ、と思ったが、最後に遭遇したトマトが我慢出来ない程、まずかった。
薬膳チャーハンはジャコの味で、こちらも黒米とか蓮の実とかよく分からないキノコが入っていましたが、わたしの母が作るチャーハンよりはおいしかった。
デザートを食べるために「活元茶(税込650円)」を追加注文した。活元茶はポットサービスでガラス製のポットとガラス製のティーカップが出てきたのですが、ニホンドウ漢方カフェのものとデザインが違う。出てきたカップの中には何かの花が入っていた。店員に聞くと食べられる花らしいのだが、食べるのはやめておいた。活元茶は出てきたカップで4.5杯分あった。活元茶は高級なウーロン茶みたいな味だった。

杏仁アイシー
杏仁と豆乳で作ったアイスクリームとのこと。2つに分かれているがどちらも同じ味。アイスクリームに刺さっているのは、片方はニッキ味のせんべいで、もう片方が胡麻味のクッキー。フルーツ(イチゴ、オレンジ、グレープフルーツ、ブルーベリー、キウイ)も盛り付けられている。更に上から松の実とアーモンドスライスが振りかけられている。が、スプーンしか付いて来ず、結局お箸で食べた。メインのアイスクリームは杏仁の味がするものの、味の濃淡のムラがあり、味がしない部分もあった。ちゃんと混ぜて欲しい。650縁
特製シフォンケーキ
シフォンケーキの材料は日替わり。フルーツ(イチゴ、オレンジ、ブルーベリー、キウイ)と木いちごソース、生クリーム添え。今日のシフォンケーキは黄な粉と桂皮だとか。パサパサしていたが、きな粉が原料だとパサパサするのは世の常だから批判は控えておきます。650縁
パワフル美肌ゼリー
すっぽんの生き血とクランベリーのゼリー。フルーツ(イチゴ、オレンジ、グレープフルーツ、ブルーベリー、リンゴ)と直径1cm程の大きさの白玉団子が数個+木苺ソース掛け。白玉だんごがこれまでわたしが食べた白玉団子の中で一番弾力がなかった。小さすぎるのであろう。ゼリー自体はクランベリーの味しかせず、生臭さとかは感じなかった。750縁