森幸四郎のカステラ

誰やねん、森幸四郎。
森幸四郎さんは文明堂の最高技術顧問とのこと。ちなみこのカステラの製造元は文明堂になっている。
どうでもいいことだが、紙袋が無地で色あせたような黒色で、エロビデオか生理用品でも入ってそうな品の無いものに感じ、周囲の視線が気になった。

森幸四郎のカステラ

しおりに「人肌の温度で全卵をかき混ぜ」等、事細かに焼き方が書いてある。うちら素人にはどうでもいい内容なのだが、こんなに詳しく書いたら、近江商人の"Tや"とか"K庵"に真似されちゃうぞと心配になる。でも真似できないだろうという自信があるのだろう。覆してやれ!近江商人。
食感はしっとり、そして異常にもっちりしている。そのもっちり感は、きめの細かさによって引き立てられているようだ。底面に砂糖の塊りがあるのだが、その演出は今の僕には理解できない。香りが良くなく、味は時代遅れな感じ。賞味期限3日。高さ6cm×幅10cm×長さ13cmで1500円(税別)。

　参考：黒船カステラ, 東京カステラ

森幸四郎のどらやき

写真手前側。直径9cm。「秘伝の隠し味」入りとのことだが、原材料に思いっきり「醤油、みりん」って書かれているのだが。どうせ御笠山と似たり寄ったりなのだろうと考えていたのだが、もはや秘伝ではない「隠し味」によって、甘辛でコクのある皮に仕上がっており、邪道だけれども面白いと思った。210円(税込)

森幸四郎のどらやき 玉露入り抹茶あん

写真奥。普通のどら焼きと、見た目は分からない。抹茶餡は、所詮、洋菓子屋の作った抹茶餡という感じの質の低さで、食べたときの抹茶の香りの広がりが弱く、後味に小豆そのものの味が残るのが駄目で、がっかりした。210円(税込)

　参考：どらやき By すずめや, どら焼対決!! in 東京