ミルク in 冷製(縦型)カップ麺

昔、榎本加奈子がTVで「うちでは、インスタントラーメンを牛乳で作るんです！おいしいですよ！」と言っていたらしい。それにそそのかされて作った奴が「まずかった」と言っていたのだが、その頃はまだ何も知らない青二才だった私は、西日本と東日本のインスタントラーメンの味が違うということを知らなかったので、素直に「そうなんだ」と思ってしまった。
インスタントラーメンを食べるとカルシウムが不足すると聞いたことがあるので、栄養的にはgoodなとりあわせなのかも。
牛乳は業務スーパーで売られている1ℓ138円のものを使いました。牛乳が冷えた状態でカップ麺に注ぎ、冷蔵庫にて30分以上保管しました。

カップヌードル: 麺はやや硬く、そしてやっぱり臭い。粉末スープは溶け残らなかった。スープはやや塩っぱく、後悔するほどではないが、美味しくなかった。
チャルメラしおnoodle: 水で作ったときの、磯臭さみたいな生臭さは消えていた。胡椒のスパイシーさが強調され、水で作ったときより美味しい気がした。ワンタンがパリッとした歯ごたえだった。。。
カップスターみそ: 麺が硬くて、ほぼ失敗。スープの味は水で作ったときとさほど変わらないので、水で作ったほうが良いんじゃないか。
チャルメラとんこつnoodle: 生姜風味は消え、塩味のホワイトソースのようなものになった。まずくは無いが、もはやラーメンとは思えなかった。
カップヌードルカレー: 想定の範囲内だが、水で作ったときは麺がのびたけれども、今回はやや硬い。また、粉末スープが溶け残るが、全部が溶けていなくても、味的にはそれほど問題なく、むしろ水で作ったときより美味い。若干、マヨネーズっぽい臭いがするのが気になる。
カレーうどん: エースコック製。麺をほぐすのと、後入れのルーを溶かすために5分近く格闘した。後入れのルーは1/3ほど溶け残った。これも、水て作ったときよりもスパイシーで、美味しくなった。若干、チーズっぽい臭いがするのが気になる。

結論：どうやら牛乳は、スパイス類に対して乳化による高い分散能を発揮するらしく、全体的にスパイシーになった。
牛乳がそもそも冷たいのが影響しているのか、麺はいずれも硬めになった。