祇園 ちご餅 By 三條若狭屋

ta-nuki2006-10-31

かつて、若狭から出て来た人が始めた若狭屋なる菓子屋があったそうな。そこから暖簾分けした店が二條若狭屋と三條若狭屋で、本家の若狭屋は無くなったそうな。
ちご餅は、かつて祇園祭の際に、鉾に乗る稚児に与えられた餅だったそうなのだが、いつの間にかその伝統も、ちご餅自体もなくなっていたのを、三條若狭屋の2代目が復活させたそうな。
白味噌餡が入った餅に串を刺した物で、餅自体は幅2cm×厚さ1cm×長さ6cm。まわりに、西陣風味のようにキラキラ効果の飴細工がまぶされている。
1包み3本セットで、1本目を食べると、塩っぱかった。のだが、2本、3本と食べ進むと甘く感じるようになった。たぶん、2本目ぐらいで感覚が麻痺する仕組みのようだ。
1包み(3本入り)260円(税込)