銅鑼焼き By 梅花亭

小伝馬町店に行ったのですが、今日は「べったら市」とかで、わたしの前の客は川越から来たと言っていました。

銅鑼焼き
こちらの銅鑼焼きが、こんにち「どら焼き」と呼ばれているものの元祖なのであるが、2枚の皮に挟まれたものではなく、球形の餡に衣をつけ、平鍋でつぶすように平たく形成しながら焼いたものだそうである。確かに皮は一体である。直径11cm,厚さ1cmであるから、餡のある部分の皮は非常に薄く、餡が透けて見えるほどである。餡はかなり甘いほうである。皮は蜂蜜(レンゲ?)の香りがし、甘い。200円(税込)
亜墨利加饅頭
嘉永6年(1853年)の、ペリーが来航した年に作られたものらしい。梅花亭自身は「窯で焼いた菓子は日本で初めて」と言っているが、本家月餅家直正の初代が自力でオーブンを開発したのが文化元年(1804年)なので、間違いである。3cm×7cm×厚さ2.5cm。上にクルミが乗っている。中には白餡が入っており、白餡は、かなり甘い。150円(税込)