ラスク対決!!

もらいもののラスクに、「合言葉は『日本一おいしい』」と書かれていて、心がザワついた。
この合言葉は、購入者と作り手との合言葉ではなく、製造している会社の社員同士の合言葉ってことか?ということではなく、「このラスクは日本一美味しい」と言い切っていないところに、自ら逃げ道を作っているように見えて、一見ポジティブなコピーなのだけれども、実は責任を逃れている気がしたからである。
とりあえず、ラスクを買い集めて、食べ比べてみることにした。

シュガーラスク By
//bakerypao.com/">ベーカリー パオ:なぜこのラスクに白羽の矢が立ったかというと、成城石井で売られていたから。ほのかに甘い。可も無く不可もなしと言ったところ。299円/120g(税別)
ラスク(ハニースイート) By
//www.garden.co.jp/">THE GARDEN 自由ヶ丘:原材料にはちみつがある。はちみつはレンゲだと思われる。やや分厚く、堅い。甘さは、ほのかに甘い程度。堅いのは、原料となるフランスパンがあまりふっくらしていないものを用いているためか。240円/7枚(税別)
シュガーラスク By
//www.e-kinokuniya.com/">KINOKUNIYA:東急百貨店本店内の紀伊国屋内のベーカリー製。元のフランスパンは堅くないのであろうが、焦がしてあり、そのために堅めである。わざと焦がしてあるので、そこが好みの分かれ目か。味は、やや甘い。210円/12枚(税別)
マゼランラスク By
//www.hurxley.co.jp/hokuo/index.html">北欧:北欧は、いつのまにかほっかほっか亭に買収されていたのですか。さて、北欧の店頭には、ラスクはマゼランが航海に出るときに保存食として用いられた物が元となったものという能書きが書かれていたのですが、そのわりに、賞味期間は製造日から6日です。厚さ2cm超の、今回の中では一番分厚いのですが、サクッとした歯ごたえで、堅くありません。まま、甘いです。262円
シュガーラスク By ラ・バケット(東洋製パン)
東洋製パンは、パンの製造卸が主業務で、小売をするときのブランドがラ・バケットらしい。ラスクは、今回の中で一番薄い。見かけは紀伊国屋のものと同様に焦げているが、焦げている匂いや味はしない。焦げているのは、主に砂糖であるようで、パン自体はそれほど焦げていない。甘い。280円(税別)
シュガーラスク by
//www.johan.co.jp/">ジョアン:口当たりは軽い。今回の中で、一番、形が整っている。口の中での崩れやすさは、特筆すべきものがあった。100円/3枚。他に黒砂糖のラスク(200円/50g税別)があったが、これは、かりんとう見たいな味で、嫌いな人へのプレゼントに最適です。また、キューブ(ココナッツフレーバーのラスク。200円/50g税別)も、少し日本人の味覚に合わない。
京の石窯ラスク(プレーン) By
//studiokari.net/beaubelbelle/">Beau,bel,belle!:バターの薫り高い。やや堅い。それもそのはず、樫原(かたぎはら)で作られている(関係ないぜ! 315円/70g(税込)。他に京の石窯ラスク(クルミ)を購入したのだが、こちらは、最初からクルミが入ったフランスパンを原料に作られているようで、バターの香りはほとんどせず、クルミの風味が引き出されていた。
東京ラスク(シュガー)
かなり形が整っている。全然堅くなく、口の中で崩れやすかった。ほのかに甘い。が、決定的な特徴はないので魅力に欠ける。
ラスク フランス(プレーン味)
//www.cybele.co.jp/">麦工房・シベール:これが「合言葉は『日本一おいしい』」と書かれているものなのであるが、直前に食べた東京ラスク(シュガー)にも明らかに負けている。堅い部類に入る。

 以上、口の中が傷だらけになりながらのレポートでした。今日,明日はラスクばっかり食べなければいけないのが運命付けられています。

評価
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