ポテトパラダイス

ta-nuki2006-03-18

ど〜も〜。桂小枝で〜はありませ〜ん(わかってるわ!
さて、皆様、桂小枝でなくても、一度は行ってみたいのがパラダイスというものでございます。"はなれ"の善次さんも「ぱらいそさ、いくだ」とおっしゃっています。さ〜て、それではさっそく、まいりましょうか。
本日やってまいりましたのは、千葉県の柏市です。
「そんな近くには、あると思えない」ですって!?
何をおっしゃいますやら。地獄だって別府にあるわけですから、パラダイスにフリーウェイで行けても、な〜んの不思議もございましぇん。
--------------(めんどくさいので、桂小枝口調はココまで)--------------
で、ポテトパラダイスはFirstKitchenが手がけた、ポテトとフロートの専門店とのこと。
First Kitchen本体は、ハンバーガーからポテトはもちろん、パスタ、ピザ、果てはハンバーグごはんとか、手を広げすぎている感は否めません。そこで、品目を絞った専門的な形態の店舗を展開するという考えが出てきても不思議ではありませんが、ポテトとフロートという選択が微妙な感じです。
ファーストキッチンサントリーの子会社ですから、ドリンクは外せないとして、何故にポテトなのか?
まず、FirstKitchenのポテトを食べてきました。現在、FirstKitchenのポテトにはフレーバーが選べて、じゃがバタポテト、コンソメポテト、チーズポテト、BBQ(バーベキュー)ポテト、バターコーンポテト、ハバネロチリトマトポテト、明太バターポテト、チーズカレーポテトがあります。FirstKitchenのノーマルのフレンチフライは表面はカリッと揚がっていて、中はホクホクで、油の切れも良く、ファーストフードの中では美味しいほうではあった。
ポテトパラダイスのメニューは、ポテトの形状に、ストレート、トルネード、メッシュの3種類があり、それぞれ、オリジナルソルト、じゃがバタ、コンソメ、チーズ、バーベキュー、バジル、明太バター、バターコーンの味付けが選べます。ので、計24通りのオーダーが出来るわけです。お値段は、どれもFirstKitchenと同じ250円で、食券制のため、最初は発券機の操作に少しとまどいました。オーダー後、リモコンバイブを持たされ、出来上がると、リモコンバイブが鳴動して知らせてくれるので、カウンターまで受け取りに行きます。物珍しさか、途切れることなく客がやって来ます。量は、FirstKitchenのものより少なく感じました。容器に"A new brand concept being pursued by First Kitchen"と書かれているのですが、その内容はFirst Kitchen自体についての文章で、ポテトパラダイスに特化した内容ではありませんでした。
まず、形状の違いですが、ストレートは普通のフレンチフライの形状で、トルネードが螺旋状になっているものなのですが、1周以上回っているものはほとんど見受けられませんでした。メッシュは網目状になっているもので、これがちょうど口の大きさにマッチしていて食べやすく、逆に食後に、なんか物足りなさを感じさせます。トルネードとメッシュには皮がついたままのものがあり、あとから成型したものではなく、最初からその形で切り出したことがうかがえます。
フレーバーですが、FirstKitchenにないものはオリジナルソルトとバジルです。

オリジナルソルト
単なる塩ではなく、何らかの旨味調味料が配合されているようだ。カウンター脇に、明太マヨネーズとかの、ディップするためのソースがあるので、それを付けたい人のためのメニューかもしれない。
バジル
バジル固有の風味自体は良く引き出せていて、評価できる。が、それだけ、という感じ。もしかしたら、カウンター脇のところにケチャップがあって(調べるの忘れました)、それをつけるとめちゃくちゃパワーアップしたんじゃないかと、いまさら気が付きました(^^;

 フロートは、クリームソーダ、コークフロート、C.C.レモンフロート、オレンジフロート(ここまでが280円)、ココアフロート、カフェラテフロート(以上が300円)、抹茶フロート、キャラメルフロート(320円)がありました。

クリームソーダ
クリームは、味は平凡で、やや固い。ソーダ自体は、サントリーにはバブルマンという炭酸ジュースがあるのですが、それ相当のクリーミーな炭酸で、正直なところ炭酸飲料があまり好きではない私でも飲める、炭酸飲料が嫌いな人にこそお薦めしたいものになっている。確かに、これなら誰もが主力製品にしても問題ないと思うはずの出来映えでした。
オレンジフロート
だ か ら、オレンジとミルクは混ぜてはいけないと何度言ったら(ry。もちろん、沈殿物が出来て行きます。味は、クリームソーダの驚きにはかなわないが、そこそこ面白い味です。

 ドリンクには、他にもペプシコーラ(Sサイズ160円)とかウーロン茶(200円)、ブレンドコーヒー(ホット200円)などがある。
また、クリームソーダ+ストレートポテト(フレーバーは選べる)のポテパラセット(450円)がありました。
他にホットサンドのメニューがありました。ホットサンドは関東人好みの、薄いトーストをカリッと焼いたもので、関西人には不評の予感。パンの耳を揚げた物が付き、ドーナッツぽい味付けになっていて、腹応えも加わるし、かなりうれしい。いずれも320円。

ハムチーズサンド
構成は、パン、ハム、チーズ、ハム、パンのハム2枚構造。ハムは、ハムにしてはスモークの効いたものを使っている。逆にチーズは、あまりチーズ臭さの無いものを選んでいる。全体的に塩味控えめなのが好感を持てた。チーズは多少冷えても固くならない。
ベーコンエッグサンド
構成は、パン、ベーコン、ゆで卵を刻んだものをマヨネーズで和えたもの、パンである。ベーコンに焼き目はない。ベーコンはスモークが自分の好みと合わないが、脂でギトギトとか、そういう欠点は無い。具材に水分があるので、放置すると、折角のパンのカリッとした食感が失われてしまう。少し塩味がきつい気がした。
チキンサラダサンド
マヨネーズ風のソースで和えたもの。トマト、タマネギ、色ピーマン、ゴマを確認しました。ゴマ風味のオリエンタルな味わい。

 他に、カリカリスイートポテト(小*1350円,大 500円)がありました。これは、スティックタイプの大学いもを冷やしたもので、食べたことの無い人にはお薦めですが、質的には近所のダイエーの惣菜コーナーで売られているものと大差ないです。
ポテトパラダイスで、フライヤーの設備もあるのであれば、コロッケがあってもいいような気がするのですが。
では、最後に、「この次もモア・ベターよ」

*1:何故に、これだけ"Sサイズ"ではなく、小なのか?