新味豚丼 By 吉野家

あんまり自分からこういう事を書くのは気が引けるが、この日記を書くために、わりと下調べなどをこなしているほうだと自負している。例えば、松屋の新作牛めしの時も、味が変わる前日に松屋に行って、古いほうの牛めしを食べている。
で、今回も、昨日の夜9時過ぎに、とある寂れた吉野家に事前確認のために豚丼を食べに行きました。その店は、夜はかなり寂れているのですが、頼んだ豚丼のタマネギが新しく、ついさっき豚丼の鍋の中身を入れ替えたところのようでした。「これじゃあ、今入れ替えた豚丼がなくなる前に、新しい豚丼と入れ替えないといけないんじゃない?」と余計な心配をしながら、豚丼を食べ始めました。
ここ半年近く吉野家豚丼を食べていなかったので、知らないうちにずいぶん変わっていて、ちょっとビックリしました。事前に確認に来ておいて正解だったと思いました。まず、ごぼうが無い。豚丼が出た当初、わたしは「ごぼうが土臭い」と文句を言っていたのですが、慣れてしまうとそうでもなく、今や、なくなると逆にごぼうが恋しくって「あぁ、ごぼうがなくなっていたんだ」と感慨にふけりました。もちろんその分、土臭さは和らいだものの、まだ、生姜由来の土臭さはあります。が、いまや全然許容範囲内です。で、汁の味が濃くなっている。薄味嗜好の自分的には、"汁抜き"ぐらいで丁度良い位の濃さです。で、にんにく成分が増えているようです。
食べ終わって、勘定をする時に、店員に「明日、何時に値上がりするの?」と訊ねました。するとその店員は「ちょっと待ってください」といって、奥の厨房にいた人に聞きに行きました。で、カウンターにいた店員が厨房にいた店員に「あしたって、何時に値上がりですかね?」と訊ねたところ、厨房にいた店員はかなりびっくりしたように「え?」っと言っている。そこでカウンターにいた店員が「明日、ついたちだから・」と説明しだしたのを、厨房にいた店員がさえぎってカウンターに出てきて、レジの装置の豚丼のボタンを押して「320円」と表示されたのを見て、厨房にいた店員はそのまま固まってしまいました。
もともとカウンターにいた店員は、厨房にいた店員のその行動が理解出来たのか出来ないのか分からないのですが、とりあえず私に「たぶん3時だと思うんですが、ちょっと良くわかりません。すいません」と言う。
0時からだというのなら、新しいほうを食べてから終電で帰ろうかとも考えていたのですが、3時では中途半端すぎるので、一旦家に帰ることにしました。*1
さて、翌日、っていうかさっき、同じ店へ豚丼を食べに行きました。ちょうど店員が店内のポスターを張り替えている最中でした。で、豚丼を頼みました。出てきたものは。。。タマネギの煮込まれ方に差があるものの、それは昨日食べたものと同じでした。

つまり、わたしは店の手違いで、9/30の夜9時過ぎに、新味豚丼を320円で食べたのでした。

以上。

*1:家に帰って、吉野家のHPで確認したら、10時が正解でした