向日町

今日、電車に乗っていて、「次は向日町」というアナウンスを聞いた瞬間、はっと気がついた。
向日じゃない。向日だ。
そう、調べたところ、昭和47年に向日町は向日市に変わっているのだ。にもかかわらず、駅名はのままである。ひどい扱いだ。
そもそも「むこうまち」という名前の由来自体、京都から見て「むこうがわの町」だから「向日町」という、「あっちのほうの町」ぐらいの意味しか無い地名なのだが、同時に、こちら側とむこう側という区別が生じているため、そこはもはや京都ではない事を表している、らしい。
だからこそ、もしかすると、地元民も愛着が無いので、この事実を毎日見過ごし続けているのかもしれない。
同様に近鉄に「向島」という駅があるが、これも「むこうがわの島」の意味である。