飛行機に間に合えば それはそれでいいんじゃない

飛行機の搭乗開始予定時間が過ぎても、搭乗が開始されませんでした。結局、飛行機まで向うバスに乗ったのが飛行機の発出予定時間5分前でした。バスが飛行機の近くで止まった時、タラップをスチュワーデスに手を引かれながら登っている小学生低学年ぐらいの女の子の姿が見えました。この女の子を優先するために多少遅れていた様子です。
飛行機に乗り込むと私の座席の隣が、その女の子の席でした。もっと特別な席に座っているのかと思ったので、少し驚きました。と、20代ぐらいの白人男性が女の子の席を指差してスチュワーデスになにか言っています。どうやら、その席は彼の席のようで、彼はしばらく後に他の席に移されました。これで1件落着と思いきや、女の子も一つ後の席(たぶん、もともとの彼女の席)に移され、私の隣は空席になりました。
これで出発と思いきや、スチュワーデスが、かわるがわる乗客の数を数えだしますが、どうも数が合わないらしい。乗客にボーディングチケットを見せろと言わないので、どうやら足りない様子。
あとで別の日本人のかたに聞いたところ、「いなくなった乗客を探しています」というアナウンスがあったとか。で、その人は、「荷物積んだままいなくなった乗客がいるということは、その荷物が爆発したりしないだろうな」と不安な時間を過ごしていたとか。
で、出発予定時刻を40分程過ぎてから、20代ぐらいの白人女性が私の隣の席に乗り込んできて、やっと出発になりました。ジュネーヴ空港はフランス側とスイス側の両方に出発ゲートがあるため、彼女は間違ってスイス側にでも行っていたのでしょう。