ラクレット

今日は、会社のジュネーブ事務所の人とラクレットを食べに行きました。ラクレットとは、ラクレットチーズを熱で溶かして、それをジャガイモにかけて食べるスイスの名物料理です。ジュネーブ事務所の人によると、ラクレットの本場では、チーズを溶かすためのオーブンが各テーブルに持ってこられ、温まって解けたところを客がナイフでそいで、ジャガイモにつけて食べるそうですが、今日の店は本場ではないので、溶けたチーズが皿に乗せられてくるため、直ぐに冷えて固まるので、急いで食べなければならないとのこと。
武器庫の隣にあるレストランに行ったのですが、店に入るなり、すごく臭い。ジュネーヴ事務所の人が言うには「チーズフォンデュやると、どうしても臭くなる」とのこと。ジュネーヴ事務所の人に、スイスの人って、いつもチーズフォンデュラクレットを食べるのか聞いたところ、スイス人の間では、チーズフォンデュラクレットは材料が安いため、貧乏人の食事とされていて、好んで食べられるわけではないとのこと。
前菜を食べた後、ラクレットがやってきたのですが、溶けたチーズの焦げ目が香ばしく、チーズを付けるメークインの新ジャガみたいなジャガイモもホクホクでおいしかったです。ジュネーヴ事務所の人が言うには、ほとんどの日本人はおいしいと言うとのこと。たぶん、ジャガバタみたいなものだから、なじみがあるのでは、という分析をしていました。
しかし、ラクレットチーズの塩味がきついため、数皿食べると喉の渇きを感じました。