MDR-Z900ってどうよ

そんなこんなで手に入れたMDR-Z900ですが、MDR-CD900STと違って、抵抗はたったの24Ω、折畳み可能、接続プラグがミニプラグに変更可能であるため、持ち歩けます。(RP-DJ1200がお蔵入りの予感・・・)。形状は、耳に当てる部分が耳をすっぽりと覆う形なのですが、MDR-CD900STよりも"すっぽり感"が向上、ていうか、向上し過ぎてブカブカです。
肝心の音については、エージング(音声の変化がなくなるまで適度に使用すること)がすんでいないので、今の段階では結論は出せないのですが、MDR-CD900STと聞き比べると応答が速いようです。ていうかMDR-CD900STが応答遅すぎ。このへんはエージングでは変わらないと思われますので、注意。MDR-Z900はボーカルにリバーブ効果がかかっている場合に、元のボーカルの声とリバーブ効果のためのエコー成分がまったく分離して聞こえた曲(うさぎby特撮)がありました。もう少し良いヘッドフォン使ってレコーディングして欲しいものです。また、MDR-CD900STは音が丸い印象がします。もしかすると、周波数によって応答速度が異なるために、おかしな波形になっているのかもしれません。MDR-Z900は低音が多量だと飽和しているみたいなのですが、ATH-AD7も購入直後は同様な感じだったので、これはエージングで直ると信じています。
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