銀座ぶどうの木

銀座ぶどうの木は、銀のぶどうの総本山である。1Fで売っているものは他の銀のぶどうの店で買えるが、2Fの喫茶のデザートメニューはここでしか食べられない。
単品オーダーではポットサービスになるので無理だが、デザートに追加した、ホットの、コーヒー及び紅茶は御代わりが可能。
フランベサービスを盛り上げるために度々、照明が暗くなるので、読書には向かない店である。

クレープ シュゼット
クレープ シュゼットってアンリ・シャルパンティエの専売特許ではなかったらしい。同じメニューを同じ銀座で、同様に客前で調理するという真っ向勝負。ぶどうの木のクレープ シュゼットはオレンジのカット入りである。ソースでクレープとオレンジを煮るところから実演してくれる。少し煮た後、一旦フランベして、ソースからクレープとオレンジを取り出し、ソースを追加して、またフランベするのだが、2度目のフランベは長時間じっくりやるため、アルコール臭さは気にならなかった。が、香りは飛んでおらず、良い香りだった。オレンジマーマレード味で、やや味がクドイと思った。1260円
タルト オ ポンム
アップルパイ。オーダー後にオーブンで加熱した後、テーブル前でフランベしてくれるパフォーマンス付き。ものすごく炎が上がった。フランベした後、また燃えているのにバニラアイスをのせて火を消すので、少しアルコール臭が残っていた。外側のパイ生地はサクサクしている。アップルパイでパイがサクサクというのは珍しい気がした。その代わり、外側のリンゴはパサパサしていた。中央付近のリンゴはジューシーだった。甘酸っぱい。1260円(税込)
クレーム ブリュレ
キウイ、オレンジ、ブルーベリー、レッドカラント添え。季節のシャーベット付き。今日のシャーベットはバジル+パイナップルのシャーベットで、面白い組み合わせだった。。クレームブリュレはカラメルの板がやや硬めで、下はカスタードプリンだった。って、クレームちゃうやん。1155円
ムース オ フロマージュ
チーズのムースの中にバニラアイスが入っている。上にイチゴと生クリームがのっている。木苺ソースが掛けられており、周りにはカスタードソース。土台は丸ボーロのような物。甘酸っぱい。値段ほどの値打ちは感じなかった。1102円
ル・タン・デ・レザン 〜ぶどうの実る頃〜
シャンパンのシャーベットにチョコレートの飾りがのっている。シャーベットの下は1枚の飴細工で、それを4個の巨峰のマリネが支えている。巨峰は皮が剥かれて、種も取られている。その下はマール(ぶどうで作ったブランデーとのこと)の入ったチーズムース。その下にブドウのゼリーがくっついている。周囲はハーブ(ミントとレモングラス他)のゼリーが浮かんでいる。原料に結構酒類が使われているわりにはアルコール臭くなかった。飽きのこない組み合わせで面白かった。10月末までの期間限定。1575円(税込)
トリック・オア・トリート
ハロウイン期間(10/24〜10/31)限定。土台はフカフカのかぼちゃ味のサブレで、上にニッキ味のシャーベットがのっている。ブラックカカオソースとカボチャのクリーム添え。ニッキのシャーベットの上にはかぼちゃチップスを挟んでカボチャのアイスクリームがのっている。その上には、かぼちゃチップスにコウモリ型のチョコレートクッキーがくっついている。ジャックオランタン型のクッキーがついている。1575円