morozoff grand

ta-nuki2008-03-05

モロゾフ グランはモロゾフが始めた新ブランドで、手元の資料では「丁寧な生活」を目指し、朝昼晩のいろいろなシーンに沿ったお菓子を提案するとの事。なので、店員に「じゃあ、デギュスタシォンっていつ食べれば良いの?」と聞くと「普通のケーキとして食べてもらえば良いんじゃないですか」と面倒くさげに答えられたので、そんなコンセプトは既に形骸化しているんじゃないかと思われた。
下記の価格はすべて税抜きです。

デギュスタシォン フリュイ
フルーツケーキ。ケーキの上に、イチジク×2切れ、杏、クルミ、プルーン、オレンジピールの洋酒漬けが乗っている(写真)。ラム酒の匂いがする。ケーキの中には5mm角ぐらいに切られたクルミや杏、そして干しブドウも入っている。1,800円
デギュスタシォン ナチュール
バターケーキ。バターの香りは良い。アーモンドの香りもする。幅4.5cm×長さ22.5cm×高さ3〜5cm。上面には蜂蜜が塗られていて、テカっている。味はそこそこ良い。が、試食で食べたフィナンシェのナチュールがこれとほぼ同じ味だったことにより、このブランドの限界を感じた。賞味期限常温で2週間。1,200円
デギュスタシォン ショコラ
チョコケーキ。幅4cm×長さ22cm×高さ3.5cm。しっとりしている。間に木イチゴジャムが挟まれている。賞味期限常温で2週間。1,500円
粉を楽しむケーキ ライ麦
直径12.5cm。朝食代わりに食べろという事なので、朝食時に食べた。牛乳に合うとの事なので、牛乳も用意した。上面に砕いたアーモンドが載っている。ケーキはパサパサしていて、"粉を楽しむ"という名前通りの状態なのだけれども、いつも「パサパサしているのが気になる」「もろくて崩れやすくて食べにくい」「小麦粉臭い」という理由でケーキをけなしている私には、「粉を楽しむ」という素養が欠けているのだと実感した。味は予想に反してショコラ味だった。で、塩っぱい。牛乳に合うと言うよりは、塩っぱさで牛乳が進む君状態である。牛乳を飲むと、ショコラ味と混じってミ□を飲んでいるような気分がして、"粉を楽しむ"と言うよりは"牛乳を楽しむケーキ"状態になってしまった。店員はパンみたいにお腹が膨れると言っていたが、確かにお腹が膨れたけど、それは牛乳をたくさん飲んだからじゃないかという気がする。1,500円
粉を楽しむケーキ 小麦
ライ麦と見た目はまったく区別が付かない。やはり上面に砕いたアーモンドが載っている。そして、同じくかなり粉っぽい。こちらはショコラ味ではないので、牛乳を飲んでもミ口味にならんぞな。店員は小麦よりライ麦のほうが香ばしくて私は好きです」と言っていたが、ミ□味になるかならないかの違いのほうが大きい気がする。味はドラッグストアで"〜ブラン"ていう名前で売られている商品をかなり食べやすくしたもの的な、とっても食べやすい健康食品って感じで、ライ麦みたいに塩っぱくはないけれども、ちょっとお菓子とは認めたくない。1,500円