竹取物語 By JOUVENCELLE

ta-nuki2007-06-02

一時期は京都でも予約がままならないと言われていたジュヴァンセルの竹取物語ですが、ブームが収まって、東京でも入手出来るようになっています。以下の価格は税別表記です。

竹取物語
7cm×高さ5cm×14cm。マロングラッセと黒豆を含むケーキを竹の皮に包んで焼いたケーキなのだが、竹の香りは移っておらず、ごく普通のフルーツケーキと同じ洋酒風味である。ただし、柚子風味を加えて、さっぱりとした後味にしようと試みた形跡はある。上面には白ゴマが散らされている。黒豆はおいしいのだが、栗はいまひとつである。1本2000円
さがの路
手元の1997年刊行の本には、「ジュヴァンセルの定番は"さがの路"」と書かれている。笹に包まっているから「さがの路」・・・関西の人しか知らないと思うので解説すると「嵯峨野さやさや」という曲があって、その歌のさびの部分が「嵯峨野 笹の葉さやさやと」という歌詞なんですよね・・・。笹の香りが結構移っています。抹茶味の餅のシートで周囲をコーティングしてあり、中身はレアチーズケーキとよもぎ餅。クセの強いもの同士の組み合わせですが、バランスが良く、欠点を打ち消しあっています。他のケーキでは体験できない餅の食感が不思議な気分。内寸5cm×5cm×高さ5cm。300円
祇園の石畳
祇園の花見小路という道が実際に石畳の道なんだけれども、ちょっと色が違う気がする。別の道なのだろうか? こういう「xxの石畳」という名前のチョコレートはよく見かけるけれども、このケーキの一番上は黒胡麻ババロアスポンジケーキとチョコケーキの中に胡麻つぶが入っている。スポンジケーキが少しパサパサするのが気になる。チョコの味もするけれども、かなり胡麻味で、青紫蘇を乗せるとおかずになりそうな感じ。5cm×5cm×高さ5cm。340円
栗みのる
陶器の器に入ったモンブランケーキ。器の大きさは直径8cm(最上部)×高さ4.5cm。マロングラッセ求肥が1つずつ載っており、内部には栗の甘露煮(≠マロングラッセ)が数個入っている。普通においしい。360円
望月(もちのつき)
竹篭は8cm×8cm×高さ3.5cm。一見、豆大福にみえるが、薄い餅の皮の下は、きな粉味のクリームの載ったスポンジケーキ。黒胡麻要り白餡、黒豆を含む。味は和菓子。360円
抹茶プリン
直径7cm×高さ4cm。上に小豆3個が載っている。抹茶プリンにしては珍しくカラメルソースが底にある。宇治金時的な味。300円
抹茶乃月
抹茶味のバターケーキ。内部にまばらに小豆を含んでいる。写真では分かりにくいが、中間の高さに抹茶チョコクリームの層がある。味はそこそこである。高さ5cm×幅5cm×長さ15cm。賞味期限4週間。800円
お抹茶パウンド
抹茶入りのパウンドケーキ。幅7cm×高さ5cm×長さ16cm。紙製の焼き型に入ったまま売られている。ややパサパサしているのが気になる。抹茶の香りはしっかりする。賞味期限は未開封なら常温で1ヶ月。600円