銀座かずや

ta-nuki2006-10-15

店主の古関一哉さんから聞いた話では、「かずやの煉」を販売し始めたのは5年ほど前で、当初は銀座7丁目の某料理店を日中だけ借りて販売していた。ので「"銀座"かずや」なのだという。
現在地(有楽町)に独立して店舗を構えたのは約1年前とのこと。ので、今日現在、タウンページに電話番号の掲載がない。

かずやの煉
ノーマル、黒ゴマ、抹茶の3種類がある。4cm×4cm×2.5cmのゴマ豆腐のような風貌。ノーマルは「これって何味?」と考えるヒマも与えないうちに口の中で溶けて行きました。2個目で、やっと「牛乳の味はする」と思いました。ノーマルは味を楽しむものではない模様。黒ゴマは、味はやっぱり胡麻豆腐でした。抹茶は、他の2種に比べ、やや口溶けが遅く感じました。3種×2個入り2010円。
丹波栗 あんよせ
長さ11cmぐらいの、栗入り蒸し羊羹のようなもの。羊羹にしては、村雨餡まではいかないまでも、餡がふんわりしていて、適度なコクもあり、先週食べた龍昇亭西むらの栗蒸し羊羹よりもおいしかった。1本1050円。
煉り菓子
南瓜、紫芋、抹茶の3種類がある。見た目はババロア。口に入れる大きさに切り分けるときに、この物体は意外な粘り強さで抵抗するのだが、口の中に入れると、かずやの煉と同様に、淡雪のように溶けてしまいます。舌の上で溶かすように味わうのがよろしいかと思います。残念なのは、味付けが世俗的なところ。もう少し淡い味のものがあれば良かったのに。個人的には、柚子とか、柿とか、梅酒とかってどうよ?と思いました。3種×1個の詰め合わせ1050円。