絹衣 By 松崎煎餅

母が、帰るのでお土産を買うというのでウエストのリーフパイを薦めたところ、「あんなん、マールブランシュに劣る」と却下されたが、私もマールブランシュのものに劣るという点には同意のため、次点で松崎煎餅の絹衣をすすめた。
松崎煎餅の銀座本店に行ったのだが、詰め合わせは店側の指定の組み合わせだけで、好みのものを組み替えてくれない。
また、三味胴の詰め合わせは紙箱で、「こんなのじゃ、割れるかもしれんやん」と却下。
で、絹衣の詰め合わせ(1050円税込)を数缶買った。絹衣には、小袋などの小分けの商品が無く、詰め合わせしかないのである。
絹衣は非常に薄いあられである。絹衣には、醤油味と青海苔味があったが、どちらも私にはくどい味付けでした。
母は別に「あばれ焼ざらめ」を購入したのだが、母曰く、そちらのほうが美味しく、さらに「せんべいが薄くて、入れ歯の人でも食べられる」とのこと。後日、わたしも購入してみました。せんべいを焼くと、反りが生じるもので、普通は押し板で押しながら焼いて形を整えるものなのですが、あばれ焼ざらめはこの手間を省いて、反ったまま販売されているため、贈答には向かない。味は、さかぐちの「天の川」やたぬき煎餅の「ざらめ狸」より美味しいと思いました。

三味胴
米ではなく、小麦粉が原料の煎餅。色彩のある模様が特徴。カリッとした食感で、ほのかに甘い。