アメリカ産牛肉 vs 国産牛肉 in でん

さて、12/12にアメリカ産牛肉の輸入再開が認められ、焼肉チェーンのでんでは、はやくも昨日からアメリカ産牛肉の販売を始めた。ということで、早速行ってきました。
でんはガンバ大阪のユニホームに広告を打っているので、去年ぐらいから名前は知っていたが、行くのは初めてである。でんの店内にはサラダバー(420円)があった。郊外型のファミリー向けの展開をしているのだろう。都心部にはほとんど店舗がない。
関係の無い話だが、今週号のAERAに、アメリカ産牛肉は危険という声もあるが、日本の牛肉の危険性もそんなに変わらない、みたいな記事があったのだが、最近のAERAは、朝日新聞の編集方針と異なる記事が多い気がするのは、また私だけなのだろうか。
さて、メニューを見て、アメリカ産のタンはないようなので、タンは諦め、アメリカ産牛盛合せ(税別1,480円)と国産牛盛合せ(税別1,480円)というものを、1つずつ頼んだ。で、肉が出てくるのを待っている間に良く見比べると、
同じ値段じゃん!
しかも、どちらもバラ、ロース、カルビの組み合わせである。出てきた肉の量も、付け合せの野菜も同じである。ただ、肉の見た目はかなり違う。
とりあえず、最初は火力が低いので、薄いバラ肉から食べてみる。ていうか、焼肉屋でバラ肉を頼んだのは初めてだ。バラ肉は、アメリカ産のほうが脂肪が甘い。そして、国産のほうが固い。明らかにアメリカ産のほうが旨い。
次にロースなのだが、どっちも固い。どっちもどっちである。ならば安いほうが良いに決まっているが、同じ値段というのが話をややこしくしている。
最後にカルビなのだが、アメリカ産のカルビは、カルビに見えない。隣りにロースが無ければ、ロースだと思って食べて、やっぱりロースだったと思ってしまっただろう。ただ、ロースと食べ比べると、ロースではないらしいということは分かった。ただし、私が知っているカルビというものから程遠かった。国産のカルビは、私の知っているカルビだった。両者には、圧倒的な差があった。