クリームぜんざい By 寿がきや

なぜに、こんなことになったのか。
きっかけは、「クリーム白玉ぜんざいを求めて。」in大手小町である。ここまでは、いつも通りの展開である。
で、数々挙げられているお店の中から、なぜに一番最初に行く店としてスガキヤラーメンを選択したのかが、分からない。そう、自分で自分がわからないのです。
とりあえず、iタウンページで調べると、スガキヤラーメンは都内に1軒しかないらしい。それは高田馬場だそうだ。
スガキヤラーメンには小学生低学年の時に1度行った事があるハズである。私の記憶が確かならば、それはイズミヤ高野店内のスガキヤだった。今調べても、イズミヤ高野店内にスガキヤはあるので、たぶん間違いないのだが、問題は、なぜイズミヤ高野店に行ったのか?が分からないのである。
話は変わって、大学生の頃、アルバイトで家庭教師をしていた。残念ながら、いつも生徒は男の子だった。で、従業員300人程度の会社の社長の息子を教えていたことがあった。その生徒は金持ちの息子だけあってグルメだったのだが、ある時、「一番美味いラーメンは寿がきやだと思う」と言い出して「おいおい」となだめた。その生徒は「食べればわかる!」と引き下がらなかったが、その時わたしは「食べたことあるけど、あれは邪道だと思う」と言ったと思う。そう、小学生低学年の時に1度食べただけなのに、味を覚えているのである。
そんなことを思い出しながら、山手線を高田馬場駅で降りて、出口に向かおうと階段を上がると、そこは西武への乗換専用口で、出口ではなかった。ので、また階段を降りてホームに戻り、出口を探すハメになりました。
スガキヤラーメンは高田馬場駅からそれなりに歩いたところにあった。店の窓に「うみゃー」と書かれた垂れ幕があって、意味なく名古屋をアピールしていた。私はそれを見て、店に入るのをためらい、しばし立ち尽くしてしまった。昔、名大だか名工大だかの卒業生に私が「名古屋、どえりゃー好きだぎゃー」と言った次の日から、その彼が私に一言も口をきいてくれなくなったのを思い出した。そのため、さらにもう少し、躊躇した。
店に入ると食券制だった。ラーメンの他、みそカツ丼とかもあるようだ。ていうか、クリーム白玉ぜんざいがない。あるのはクリームぜんざい(250円)である。とうわけで、スガキヤラーメン(300円)とクリームぜんざいを食べることにしました。

スガキヤラーメン
具は、きざみネギ、きくらげとチャーシュー1枚。味は、信じられないぐらい、記憶通り。何も変わってないんじゃないかと思われる。和風とんこつとかいうネーミングで、豚骨なんだけれども鰹節とかの和風だしの味がするへんてこなスープのままである。
クリームぜんざい
冷やしたつぶ餡にソフトクリームが乗っているだけ、である。つぶ餡は、ソフトな甘さです。感想は。。。250円という値段が妥当な、良くも悪くも値段どおりのものだと思いました。