かき氷 By 中村軒

宇治金時

三度目からの京都通本(isbn:4874351972)に「中村軒はかき氷も有名」と書かれていたので、食べに行ってきました。
昼時に行ったところ、座敷席はほぼ満員で、そうめんを食べている人と、かき氷を食べている人が半々ぐらいでした。3時ぐらいに行くと、年配の方はわらび餅を、それ以外の人はかき氷を食べていました。
メニューは、宇治、宇治金時、ミルク金時、宇治ミルク金時(882円)などの定番の他、大島氷*1、こおり華*2、ゆず氷、あんみつ氷*3などがありました。また、宇治金時のみ、小型の「ちょっと一口宇治金(399円)」があり、こちらは普通の宇治金時と同じく、白玉3個付きです。一番うれているのは6月までの期間限定のいちご氷でした。6月中旬からはマンゴー氷、8,9月限定はすだち氷とのこと。

宇治金時
あんこが、麦代餅に使われている餡と同様で、まろやかです。白玉3個付きなのも嬉しい。これを昼食代わりにしている人もいるようだ。798円。
いちご氷
いちご氷のシロップには、いちごのつぶつぶが含まれており、どうも自家製のシロップらしい。だから、苺が手に入らなくなるまでの期間限定なのだろう。シロップは、しっかりと苺の味がします。さらに、いちご氷には練乳のようなものがついてきて、これをかけると苺ミルク味が楽しめます。735円。
あんみつ氷
餡が上に乗っかっており、白玉3個が脇にちょこんとあり、氷の下に寒天が敷き詰められています。上から食べて行くと、ほかのかき氷と違って、寒天が冷えていないためか、氷が下からどんどん融けて行きます。寒天が姿を現した頃には、寒天が液体に浮いている状態です。寒天はくせのない味で、やや小さめで、不揃いな形をしており、かつ、かなりの量です。寒天が多いので、かなり食べ応えがありました。735円。
ゆず氷
かき氷の上に柚子のマーマレードが乗っており、柚子のシロップがかけられている。柚子のさっぱりした味が何とも心地よく、他のメニューに比べ、一番涼しさが感じられた。白玉3つ付きだが、若干ミスマッチ感が漂う。735円。

*1:くろみつ

*2:梅肉ゼリー入り

*3:寒天入り、白玉付き、白みつor黒みつ