Pasta de coco

明日から海外出張なわたしは、上司の壮行会の誘いを断って、Pasta de cocoに行きました。Pasta de cocoは、coco壱番屋(ココイチ)系列の「あんかけスパゲッティ専門店」です。あんかけスパゲティとは名古屋特有の食べ物とのこと。
店の周りには、「3種類のソース」と書かれたノボリが立っていますが、辛さが「マイルド」「スタンダード」「スパイシー」の3種類から選べるだけで、基本的には同じ味のソースです。
店は全席カウンターだったのですが、テーブルにあるアンケートの、「どうしてこの店に来たの?」みたいな質問の選択肢の中に「接客に受けが良い」という選択肢があり、カウンターの店で取引先を接待する奴がおるかい!と突っ込まずにいられません。
メニューにはcoco壱番屋のメニューみたく、「ソースを選ぶ」「パスタの量を選ぶ」というフローチャートが書いてあります。
で、麺は、ちゃんぽん並に太く、しかし腰はあり、炒められています。麺にはトッピングが載せられており、あんかけはこの麺の上からかけてあるわけではなく、ふちにかけられているため、普通のスパゲティだとフォークを真ん中にさしてぐるぐるすると麺にソースが絡まるのですが、こいつはそうもいかず、かなり汚らしく混ぜねばなりませんでした。
で、あんかけなのですが、見た感じ、たしかに小麦粉で溶かれた、あんかけと呼ぶにふさわしい、妙に透明感のあるもので、ベースの野菜部分は実はカレーとそう変わらず、トマトが多めになているだけでは。スパイスは当然違っていて、オレガノの味が強かったです。そして、たしかに辛かったです。げて物っぽいものを想像していたのですが、「知らない種類のスパゲティを食べてみた」ぐらいの違和感でした。が、病みつきになるほどではりませんでした。