サルのおせっかい

「サルのおせっかい」はセブンイレブンでのみ販売されている、ほぼ日の公式カップラーメンである。
このところのセブンイレブンバニラコーラを先行販売してみたり、割子そばをざる蕎麦にしてみたり、結果はともかく、楽しみを与えてくれていることには満足しています。
この「サルのおせっかい」を購入したのは、じつは、ずいぶん前になるのですが、なにせ私はカップラーメンなど食べる階級の人間ではないので、手を付けないままになっていました。だって、爺やに見つかったら、なんて言われるか分からないもの。
で、やっと気が向いたので食べてみました。なるとがサルの顔の模様になっていました。一口食べて、「あぁ、そういえば、カップヌードルって麺が臭かったんだったなぁ」と思い出しました。「はじめてカップヌードルを食べた時に、この麺の臭さにかなり閉口したんだよなぁ」「シーフードとか出す前に、この臭さを何とかしようと思わないのか?」「それとも、この臭さが下々の民には受けているのか?」と考えながら食べていると、ほとんど食べ終わっていました。
そういえば、この「サルのおせっかい」には「おせっかいぶくろ」というものが付いていていたのだと気がついて、あわてて入れてみます。袋の中身の"スッパイス"は、袋に「レモン5個分のビタミンC」と書かれていることから想像できる、レモンキャンデーな味で、これを加えても麺は臭いままである。じゃなくって、スープがいきなりその味に染まって、ミスマッチな感じ。ただし、糸井重里のことだから、企画段階で「このミスマッチが面白いよね」とか言ってそうな予感。
で、そもそも私はカップラーメンなんて食べない階級だから、他との比較が出来ないじゃん、と気づき、食べ終わってから普通のカップヌードルを買いに行きました。
で、普通のカップラーメンを食べながら、「やっぱり麺が臭いよねぇ-」「発売当初ならともかく、今の技術なら脱臭なんて簡単じゃないの?」と思いながら食べていると、食べ終わっていました。

結論
カップヌードルは麺が臭い

これでは、読んでいる皆さんに悪いので、ちゃんと解説します。

  • 「サルのおせっかい」は、普通のカップヌードルと麺は同じ(しつこい!!
  • 「サルのおせっかい」は、具は豚肉。普通のカップヌードルは牛肉(なのか?)と海老。この違いが、そのままスープの味付けの違いにつながっていて、「サルのおせっかい」はラードも使っているようだ。
  • 「サルのおせっかい」はガーリック醤油味ということで、普通のカップヌードルより味付けが濃い。
  • 「サルのおせっかい」の具は、チンゲン菜、コーン、タマネギで、普通のカップヌードルと異なる。
    以上です。

番外編


さすがに、これで終わるのは気が引けたので、爺やの目を盗んで他社の縦型も食べてみることにします。

ホットヌードル
びっくりしたのは、全然見つけられなかったことです。11軒のコンビニと2軒のスーパーを探し歩いたあと、12軒目のコンビニでやっと見つけました。よっぽど売れて、売り切れなのでしょうか。
で、「はま塩」を食べたのですが、カップヌードルほどではないですが、麺がカップヌードルと同じ方向性で臭かったです。
関係ないのですが、容器を持つ手に熱が伝わらないような工夫がされていて、猫舌、猫手のわたしに優しかったです。ただ、この優しさが、怖かった。
カップスター
こちらも「しお味」を食べました。コチラの麺はまったく臭くなかったです。ただし、麺が伸びてしまうのが速かったです。猫舌、猫手のわたしには厳しかったです。