ハードディスクについて知っている2,3の事柄

LANもディスプレイ共用も出来たので、買ってきた180GのハードディスクをWindowsマシンに載せ換えることにしました。Windowsマシンはhp製ですが、まだCOMPAQのロゴのついている型です。実は数年前にわたしの会社でCOMPAQのno-stopマシンを買ったらハードディスク故障が多発したため、搭載していた百数十個のハードディスクドライブを全部交換したということがあったのですが、その際に、COMPAQの人が、アメリカ本社も含めて、それまでハードディスクを納入していた会社*1と取引を止めて、別の会社から納入することになったと言っていたので、内蔵されているハードディスクがどこのメーカー製なのかは知っていたのですが、実際あけてみると、マザーボードIDEインタフェースはATA/100なのに、ハードディスクドライブはそれより上位規格のATA/133対応の良品でした。私のMacにはATA/133のインタフェースを増設しているので、このMAXTOR製のハードディスクはMacに移設することにして取り外し、日立製のATA/100対応の180Gのハードディスクを繋いで、Windowsマシンの電源を入れ、リストアをはじめました。
ちなみに、日立は、IBMからハードディスクの販売事業を2003春に譲渡されたのです。
で、Windowsマシンがインストールとかしている間にMacにハードディスクを移設するために、Windowsマシンに積んであったMAXTOR製のハードディスクをマスター設定からスレイブ設定に変えようと思いました。通常、設定の変更するにはジャンパピンの位置を変えるのですが、シールに書かれている説明を見たところ、このMAXTOR製のハードディスクはマスター設定だとジャンパピンソケットが1つで済むのに対し、スレイブにするときにはジャンパピンソケットが2つ必要らしい。当然、そのハードディスクにはソケットが1つしかなく、このままではどうあがいてもスレイブ設定には出来ないので、現在Macに繋がっているハードディスクのほうをスレイブに設定して、MAXTOR製はマスター設定のまま繋ぎました。言い忘れていましたが、Macに繋がっていたほうのハードディスクは、実は、会社のCOMPAQ製サーバーで故障が多発したハードディスクとまったく同じ型番なのです。が、どうやら同じ型番でもロットによって品質が異なるらしく、うちでは問題無く動いています。

*1:ちなみに、その会社はハードディスクドライブの販売事業を日本のメーカーに譲渡し、撤退しました