セレッソ大阪 vs 山東魯能

山東魯能の監督は、体調不良で先週末に代わったばかりらしい。ユッケでも食べたのだろうか?
昨日の会見で監督代行が「(セレッソの)10番の選手は強い選手らしいが、さっき、明日は登場しないらしいと聞いた」とコメントしているのだが、その情報は、まるっきり役に立たない情報だし、マルチネスの欠場はイエローカードの累積によるものなので、先週の試合後には決まっていた事で、かつ、マルチネスが"巧い選手"ではなく、"強い選手"って、その情報源は信じて良い情報源なのか?
と考えると、セレッソの分析に時間を割けていないと思われる。
試合は、セレッソがボールを支配し、チャンスも作るけれども、ラストパスの出し手と、受け手の意図が合わなかったり、先発に抜擢された小松塁と、清武弘嗣のポジションが、たびたび重なったりして、なかなかゴールには至らない。
前半38分、ピンパォンミドルシュート。これは相手のGKに大きく跳ね返されたが、そのボールを拾って丸橋祐介がロングシュート。これも相手GKに弾かれたが、またピンパォンが、今度はヘディングシュート。これは相手GKも防げず、やっとセレッソが先制した。
後半2分に、セレッソのカウンターで、小松塁がヘディングで落としたボールを清武が受け、冷静に、国籍詐称の相手デフェンダーをフェイントでかわして、シュート。あっけなく決まってセレッソのリードが2点になった。噂では、イタリアのクラブが乾の視察に来ているらしいが、移籍するのは清武の方かもしれない罠。
後半26分、小松がスルーパスに反応して抜け出したが、相手デフェンダーをブロックし切れずにシュートは打てなかった、のだが、そのクリアボールに詰めて行った乾貴士が体ごとボールに滑り込み、ボールはキュルキュルとゴールに吸い込まれるように転がって行った。
この得点で、レヴィー・クルピ監督はピンパォンと小松を下げる余裕の交代。
その交代直後に、山東魯能の選手がスパイクの裏で、しかも両足でキム・ボギョンにスライディングし、退場に。カンフーサッカーに対して、ボールキープしちゃ、狙われます。
いつものように、1点入ると、相手に修正するヒマも与えずに点を奪い続ける、容赦無い試合運びで、 4 - 0 の大勝でグループリーグ突破を決めました。
しかし、今日お越しになられた中国の観客の皆さんは、セレッソ大阪Jリーグで今季、0勝1敗3分けだと聞いたら、愕然とするかも。

試合後に、山東魯能の監督代行が「チームを離れたい」と発言。まぁ、このまま帰っても歓迎されないなら、中国に戻らずに日本で逃げたほうが安全だよね。