浜土産(はまづと) By 亀屋則克

ta-nuki2007-06-10

こんにち、「納豆」と言えば、誰もが水戸納豆を思い浮かべると思うのだが、本来「納豆」は、豆を用いた保存食全般を指す言葉だったらしい。
今回は、本当は「浜土産 v.s. そまづと」を企画していたのですが、そまづとは、うちら庶民には手の届かないものであることが判明しました。私、生まれ変わったら、絶対、貴族になるの
浜土産は、ハマグリの殻を器とする、琥珀色の寒天の中に、一粒の浜納豆を沈めたものである。
店の人曰く、「浜納豆の周りから徐々に色が広がって行く」「出来てから4日目位が、味が広がって食べ頃」という話だったが、4日置いても写真の様に、それほど色は広がらなかった。
琥珀色の寒天は甘く、浜納豆の塩味と打ち消し合い、浜納豆の奥深い風味が楽しめる一品でした。