黒かりんとう対決 新宿中村屋 v.s. 榮太樓總本舗

本題に入る前に、なぜこんなことになったのかを説明します。
そもそも東京五つ星の手みやげ(isbn:4487799066)という本で岸朝子さんが新宿中村屋の黒かりんとうを「五つ星の手みやげ」として取り上げていたのです。
で、近所のスーパー(カナート)に新宿中村屋のコーナーがあるのですが、そこには黒かりんとうは売られていませんでした。
これまで一度も思い至ったことがなかったので、まだ誰にも話したことがないので一応仮説としますが、スーパーの一角に老舗のコーナーがあるのは、きっと、手みやげ対策なのではないかとおもうのであります。その、手みやげ対策として設置されている新宿中村屋のコーナーに、「五つ星の手みやげ」としてとりあげられた黒かりんとうがないのです。しかも、普通の菓子コーナーにも新宿中村屋の黒かりんとうは無い。あるのは皮肉にも榮太樓總本舗の黒かりんとうなのでした。
というわけで、新宿中村屋と榮太樓總本舗とでは、どっちがうまいのか白黒つけようというのが、今回の趣旨です。
で、榮太樓總本舗の黒かりんとうは黒ごまの風味がひろがるのに比べ、新宿中村屋の黒かりんとうは白ごまの風味を活かせず、そのうえ食後に不快な酸味が広がりました。榮太樓總本舗の黒かりんとうに軍配を上げます。カナートの品揃えは信頼出来る判断でした。岸朝子は信頼出来ない。

 参考:あつみのかりん糖 v.s. 日本一やわらかい うまいカリント