an・anの定価って、一定じゃないんだ!

今週号のananの特集は「お金がない・・・を解消したい」というもので、節約法がメインぽい。
特集のテーマと価格が関係あるのか不明だが、いつもより安い390円になっている。
堀井憲一郎っぽい行為だが、号毎の定価を列挙してみる。

発売日 定価 特集
No.1783 11/16 420円 セクシーな体のつくりかた
No.1782 11/09 390円 節約テク
No.1781 11/02 420円 美容皮フ科
No.1780 10/26 420円 初めての妊娠,出産
No.1779 10/19 420円 心理テスト & 占い
No.1778 10/12 420円 恋の作法
No.1777 10/05 400円 お酒
No.1776 09/28 400円 美脚&美尻
No.1775 09/21 420円 韓国
No.1774 09/14 400円 いい女になる
No.1773 09/07 400円 オトコの落とし方
No.1772 08/31 500円 SEX
No.1771 08/24 400円 キレイになる
No.1770 08/17 420円 結婚
No.1769 08/03 450円 手相

 ・・・

で、やっぱり、今週号の390円というのは、妙に安い価格なのである。
逆に、売れそうな特集だと価格が高いという傾向もわかる。
週刊誌には「合併号」と呼ばれる、「特別定価」の号がある雑誌も少なくないが、こんなに定価が変動するのはちょっとめずらしい。

もう誰も覚えていないだろうが、かつてananは隔週刊誌だった。
週刊化する時に、「特集の中身が薄くなるのではないか?」と不安視されていたのだが、特集の担当を2班に分け、それぞれの取材班が平行して、1週おきに、2週間かけて1号分の特集の制作をする。という体制をとったという話を聞いた記憶が。
で、特集の記事の濃さは劣化しなかったのだが、特集されるテーマがネタ枯れになることは誰も予測していなかった。
上記のNo.1783とNo.1776は体型について、No.1781とNo.1771は美容ネタで、短期間で似たようなテーマの繰り返しに陥っているのではないか?

週刊SPA!の合併号が多すぎる!

週刊SPA!の合併号が多すぎるので列挙します。

価格 ページ数
5/3・10合併号 390円 146P
5/17号 380円 138P
5/24・31合併号 380円 146P
6/7号 380円 146P
6/14・21合併号 390円 154P
6/28号 380円 150P
7/5・12合併号 390円 162P
7/19号 380円 158P
7/26号 380円 146P
8/2号 380円 146P
8/9号 380円 146P
8/16・23合併号 390円 162P
8/30.9/6合併号 380円 146P
9/13号 380円 150P
9/20・27合併号 390円 166P
10/4号 380円 162P
10/11号 380円 146P
10/18・25合併号 390円 154P
11/1号 380円 156P
11/8号 380円 146P
11/15号 390円 154P
11/22・29合併号 390円 ????


5/24・31合併号と8/30.9/6合併号は、合併号なのに普段通りの価格です。
逆に、11/15号は通常号なのに390円です。
これと見比べると、ananの価格変動の異常さがわかるはず。

何故、週刊SPA!が合併号を乱発するのか。それは、もう採算ラインを下回っていて、発行すると赤字になることが分かっているから、ではないか。
ぶっちゃけ、週刊プレイボーイ(今週号は158ページ)の定価290円と比較すると、割高な感があります。
ここ数年、週刊SPA!を入荷している店自体が減っている気がする。逆に、週刊プレイボーイを置く店は今年に入ってから増えている気がする。
→ 店に置かれなければ、手に取る人の数も減る。
→ さらに売れ行きが落ちる。
そんなスパイラルに陥っているのではないか。